自由に花をいける秘訣(自由花)

いけばなとして、どう自由にいけたらよいか迷っている方のために、自由花のいけ方、そのポイントをお伝えします。

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・いけばな×百段階段 ~ホテル雅叙園東京(その4)

 

斎藤です。

 

先週、いけばな×百段階段の

第四期に行ってきました。

 

正面玄関の作品は

次期家元の池坊専好です。

 

左から

 

木枠、木枠をささえる台、

背後の窓の枠、足元のタイル模様。

 

これらのすべての四角のなかに、

木の枝が浮遊し、

 

モダンな開放感があります。

 

 

今回は、流派ならではの作品を

意識して見ていきました。

 

エレベーターホールの作品は

池坊です。

周囲に広がる枝の先端は、

いさぎよく切り落とされ、

 

現代のモダンな造形とは

別の次元の斬新さがあります。

 

 

床の間は、

 

伝統的な三具足です。

 

室町時代からの長い歴史ももつ

流派なだけに、

 

昔の室内を模した薄暗い空間に

格調ある雰囲気をうみだします。

 

違い棚にも、

時代の品格があります。

 

立花です。

作品中央の、枝の切り口に

「作品を生み出す」

という作者の意思を感じます。

 

 

 

こちらの作品も、中央当たりに、

枝の切り口が見えますね。

 

 

割られた幹を挿すところに、

迫力ある線をもつ

池坊ならではの個性がみえます。

 

 

横に大きく広がる枝ですが、

中央部分を見ると、

左右真っ二つに分かれています。

 

この緊張感が、作品全体を

しっかりと支えます。

 

 

 

手前に黄色を、奥に赤を置き、

左右だけでなく前後にも

色の世界が広がっていきます。

 

花器の黄色がちらりと覗かせる

遊び心が、

陽気な宴に、花を添えます。


 

未生流の作品から

 

肥原慶甫家元の作品

このかたちに仕上げるには、

どれだけ時間がかかるのでしょう。

 

枝先まで丹念にためられ、

あらゆる枝に精神が宿っています。

 

 

枝の線がピタリと決まり、

小気味よいリズム感があります。

 

 

嵯峨御流

時代の趣をかんじさせる

この部屋にぴったりでした。

 

ほんとは、正座して

きちんと鑑賞すべきなのでしょうね。

 

 

金の屏風の前に

格と雅な雰囲気をつくりだしています。

嵯峨御流ですね。

 

 

「百段階段」という

個性的な場に活けるとき、

 

百段階段の個性にしたがう

似たような作品が並ぶのかな、

と思いました。

 

でも、実際に拝見する作品は

流派によってさまざまです。

 

流派によって

解釈がこんなにも異なる、

 

そのことを

たのしく拝見しました。

 

 

今週は、日本橋髙島屋で

草月展がありますね。

 

2日ごとに展示替えなので、

見にいく時間をやりくりできるか、

いまからハラハラドキドキです。

 

10月25日(水)~30日(月)
    1期:10月25日(水)・26日(木) 
    2期:10月27日(金)・28日(土)
    3期:10月29日(日)・30日(月)

25日、27日、29日は10:30~19:30
26日、28日、30日は10:30~18:00
 

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・自分の部屋がほしい~

 

斎藤です。

 

「自分の部屋がほしい~」というのは

わたしでなく、うちのむすめ。

 

ママが段ボールで

むすめの部屋を作りました~

段ボールハウスといっても、

あなどるなかれ、

 

中はあたたかい~

むすめはこの中で

お着替えしています。

 

また、眠くなったらこのなかで

やすんだりして、、、

 

むすめの憩いの場のようです。

 

 

でも、部屋の鍵をつくり、

パパとママにもくれましたよ!

 

昨日、わたしも

お部屋にお呼ばれしました。

 

壁には絵が描かれ、

天井には空を、

下の方には草も描かれています。

 

そして、部屋の中の物は

きちんと整理されていました!

 

・・・家の中も

こんなふうに整理してくれると

嬉しいんだけどなぁ(笑)

 

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テーマ:

・つぶつぶの花材を丁寧に活ける

 

斎藤です。

 

昨日の作品を

もう一度みてみます。

(2001年)

 

後ろから見てみると、

 

つぶつぶの活け方が

手前側と奥側で

ちょっとちがいます。

 

どこだか気づきましたか?

 

 

手前側は、1本1本ずつ

ふんわりと重ねて活けています。

 

奥側は、何本かをぎゅっと束ね、

足元を結わえて活けています。

 

たったこれだけのことなのですが

作品が見ちがえるのです。

 

 

作品の構成が、

シンプルであっても、

 

いえ、シンプルだからこそ、

こまかい技を丁寧に

織り込んでいく。

 

そうすると、

 

シンプルな作品とは思えないほど、

味わいのある作品になるのです。

 

シンプルな作品ほど、

手を抜けない。

 

年数がたつほどに、

そのことを実感します。

(2001年 高島先生の作品)

 

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・大きい葉っぱを活ける

 

斎藤です。

 

タニワタリを

活けるのは得意ですか?

 

わたしは、はじめのころ、

ほんとうに困りました。。。

 

この世のものとは思えない、

この葉のインパクト。

 

この世のものではないだけに(笑)

どう合わせればいいのか、

全然イメージがわきませんでした~

 

いったい、

この花材に合う花材なんて

あるのでしょうか?

 

 

平たくて広い葉には

小さいツブツブの花があいます。

 

高島先生はよく

「面にはツブツブ」と

おっしゃってました。

 

(2001年 タニワタリ、カサブランカ、ブルーファンタジアで

第一応用傾真型。)

 

面とツブツブは正反対の性格です。

 

ただし、おたがいが

自分を主張しあうのではなく

 

ツブツブがわき役となって、

面をひきたててくれるのです。

 

このように、

正反対の性格のものを合わせ、

どちらかの力を強くみせると、

 

花材のもつ個性があざやかになり、

新鮮な作品になるのです。

 

(2001年 高島先生がお稽古中にさっと活けた作品)

 

 

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・主枝3本の奏でるリズム

 

斎藤です。

 

花型法で活けるとき、

 

主枝3本(真副控)の向きは

いろいろ変わりますが、

 

真→長い枝

副→中ぐらいの長さの枝

控→短い枝

 

この長さの組み合わせは

変わりません。

 

(2001年 ナンテン、トルコキキョウで第一応用立真型)

 

真と副、副と控、控と真。

 

トン・トン・トンという

高低のリズムを奏でます。

 

自由花でいけるときも

このリズムは健在です。

 

自由に活けているようでも、

作品をよ~く見ると、、、

 

長さの違う3本の枝の存在が

見えてきます。

 

(2001年 高島先生の作品)

 

自由花ですが、

左上が真、右上が副、左下が控に

あたります。

 

造形的な作品はちがうかな?

と思うかもしれませんが、

 

そんなときでも、

3本のうちの1本を

省略して活けています。

 

・・・ということを、

 

小さないけばな <冬><春><夏><秋>

勅使河原霞 著 で知りました。

 

 

 

秋は

あちこちで花展が開かれますね。

 

花いっぱいの会場にいるだけで

うれしくなってしまいますが、

 

いろんな作品から、

たくさんのことを学べることも

うれしいです~

 

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