たにわたりもカラーも苦手なんですよね | 理系男子による自由に花をいける秘訣(自由花)

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花をどういけたらよいか? 自由花のいけ方、そのポイントをお伝えしています。

・たにわたりもカラーも苦手なんですよね

 

斎藤です。

 

たにわたりもカラーも

めったに使わないわたしです(笑)

・・・なぜって?

(2023/03/06)

たにわたり、カラー、

ラナンキュラス、バラ。

 

テーマ

「たにわたりもカラーも苦手なんですよね」

 

水切りしてポンに入れた状態、

「バケツ花」です。

(2023/03/05)

 

これだけで作品らしくみえます。

 

はたして

これを超える作品ができるのか(笑)

 

しかも、苦手な

たにわたりとカラーを使って~

 

で、最初にいけた作品はこちら。

・・・よけい悪くなった?(笑)

 

花材と花器が

それぞれ主張しあって

バラバラでした。

 

どうしたら1つにまとまるの?

これらの共通点はなんだろう?

 

とかんがえたときに、

 

花器の垂直な線が

けっこう強いことに気づきました。

 

これをベースにして いけ直すと

完成!

 

ほっ。なんとか

バケツ花を超えました~

 

 

工夫したところ

 

色彩構成を勉強しているので

 

いけばなだって

 

どの色もイキイキとするよう

色が作品をこえて広がるよう

 

と、こころがけています。

 

その意味では

これは色が沈んでみえます。

 

紫を黄色にかえると

色はイキイキとしましたが

構成が意識的すぎるので

色の広がりがありません。

 

バラをもう1本くわえると

色が部屋いっぱいに

ひろがっていきました~

 

 

勅使河原宏家元の竹の作品を

初心者だったときに

一度だけ見たことがあります。

 

包み込まれるような空間が

わすれられず、

 

いつかわたしもいけてみたいと

思っています。

 

この作品には

ちょっぴり似た感じがあるかな?

 

・・・そうか、宏家元は

「造形」をしていたんだ。

 

遅ればせながら

ようやく気づきました。

お花の先生をはじめます。
2023年4月体験会開始、5月開講です!
どうぞ温かく見守ってくださいね。