陳情令沼の住人ツァイホン
です
読みづらいところもあろうとは思いますが
お付き合いいただけますと幸いです
ネタバレありますというかほぼネタバレです
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翌日の決着を前に江澄は眠れない
枕元から櫛を取り出し思い返すのは
帰り道のことだ
魏嬰との話し合いは決裂
帰路に向かう江澄を待っていたのは温情だった
説得する気ならやめてくれ
江澄は言う
温情は、この櫛はもらえない
とおもむろに懐から櫛を取り出す
↓温晃のところから温情を助けたとき
何かあれば頼れと言って櫛を渡した回
なぜこの櫛を持って私を頼らなかった？
と尋ねる江澄に
蘭陵で先に会っていたら
何も顧みず温寧を助けてた？と尋ね返す温情
江澄の目から涙が零れ落ちる…
温情も眠れない
足は温寧の元へ向く
温寧の手を握り思いに耽る温情
魏嬰と会えたことは幸か不幸か？
ふと「姉上」と言う温寧の声がする
そして苦しみだす温寧
驚き落ち着かそうと声をかける温情
すると外から笛の音が聞こえる
（清心音です）
落ち着きを取り戻した温寧
夜は更けていく
そして決戦当日
剣を佩かずにやってきた魏嬰を
苦々しく見る江澄
江澄は剣を、魏嬰は呪符を繰り出す
勝負は相打ちで決着した
子弟たちの元へ戻った江澄は
各世家に伝えよと言い
「魏无羨が裏切り各世家を公然と敵に回した
よって雲夢江氏より追放する」と宣言した
そして
これより雲夢江氏は
魏无羨と完全に縁を切る
と言い放つ
戦いを終え乱葬崗に戻った魏嬰
心配そうな温情にジャガイモを買ってきたと渡し
大根は諦めろ、肉も買ってきたと
普通を装うが咄嗟に腕を掴まれる
なんとか冗談で切り抜ける
刺された腹からは血が流れていた
一方 金麟台
魏嬰と江澄が離れていく悪夢を見ていた厭離だが
金夫人に呼ばれ部屋に行くために
準備をしていた
身支度が整い部屋をでると、
目の前には蓮の池
戸惑いながら声のする方に近寄ると
汚れながら蓮の花を植えている金子軒がいた
蓮の花を見てセンチメンタルになったのか
「蓮花塢に帰りたい」と呟く厭離
そして去ろうとする厭離を金子軒が引き留める
＊後編へ続く…
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ようやく想いが通じ合った厭離と金子軒
（ここまでを通して厭離が金子軒を好きなのか
いまいち伝わりづらくｗ）
「子軒」っていきなりの呼び捨てに笑うｗ