エレキギター "Paul Reed Smith, SE Custom 22 Semi-Hollow"の電気パーツを入れ換えた続編です。

交換用の部品も揃ったので、オリジナルの電気パーツを取り外します。
まず、ボディー裏面のふたを開けて、ボリュームポット、トーンポット、3-Wayスイッチと配線を取り出します。(配線の収容が雑でハンダ付けなどはあんまり綺麗にできていませんね~(^^; )


続いて、弦を外して、ピックアップを取り外します。印象が随分と変わります。


ここから新しい電気パーツの組立と取付です。
まず、ポットやスイッチの配線を組み立てます。ボディのキャビティに固定をすると作業がし難いので、段ボール箱の同じ位置に穴を空けて、部品を差し込み、配線を順にハンダ付けします。間違えると取り換えが面倒なので、一本一本丁寧に付けて行きます。


次に、新しいピックアップを取り付けます。P-Railsはネック側とブリッジ側の指定があり、向きを間違えない様に確認をしながら、エスカッションに本体を固定して、ピックアップ用キャビティにある穴に配線を通して、エスカッションをねじ止めします。


そして、ボディのキャビティにポットとスイッチと配線を一旦取り付け、ピックアップの黒、赤、緑、白、シールド(銀)の各配線をポットのスイッチに順にハンダ付けします。


配線が完成したら、ギターシミュレータにシールドでつないで、ポットのpush-pushスイッチと3-Wayを切り替えながら、ピックアップを触ってどれがonになっているかを順に確認です。全部で12通りの出力が確認できました。okです。

最後に弦を張って弾いてみます。おおー、ピックアップの選択と組み合わせで出音が変わります。(イイネ!!)

ここで、ボリュームとトーンのノブが高くなっている問題が分りました。下の写真の左がスイッチがダウン、右がアップで、ブラス色のねじの突き出しが多いです。操作は出来ますが、格好がいいものではありません。


ということで、各ポットの飛び出し量を減らすために、ロックワッシャーを買ってきました。ワッシャーの枚数を調整して突き出し量を調整しました。


二つのノブがちょうどいい高さになりました。左がアップ状態のボリューム、右がダウン状態のトーンです。

 

ということで、電気パーツの交換が出来ました。

弾いてみて、12種類の出音はそれぞれに個性があっていいです。特にP-90の音がいなたくて好みです。

近いうちにスタジオで弾いてみます。

 

 

2019年2月に手に入れたエレキギター "Paul Reed Smith, SE Custom 22 Semi-Hollow"の電気パーツを入れ換えました。

ピックアップを二つとも"Seymour Duncan P-Rails"に、ボリュームとトーンのポットをpush-pushスイッチ付きに、そして配線を入れ替えました。

このギターは元々トーンポットにpush-pullスイッチが付いており、二つの白黒色のピックアップをコイルタップ出来るのです。"コイルタップ"とは、ピックアップの出力を全部にするか、半分にするかを切り替える機能です。全部はハムバッカーであり太く柔らかめの音になり、半分だとシングルコイルで鋭く硬めの音になります。

ところが、半分では出力が下がり過ぎるため、スタジオでもライブでもコイルタップは全く使っていませんでした。(そういえば先輩に指摘されてたっけ)
これでは宝の持ち腐れなので、(コイルタップを使える音にしよう!!)という動機で、違うピックアップを探します。


その後調べてみると、DuncanにP-Railsという名器P-90とRailsというシングルコイルを合体させたピックアップがあります。最新型でもなく、ネットでも誉める投稿が沢山あります。(これはいいかも!!)
更に調べてみると、ボリュームとトーンのポットをスイッチタイプにすると、ピックアップの構成を四種類に切り替えられます。最初はピックアップだけの交換のつもりでしたが食指が動きます。電気系パーツを入れ換えすることにしたのです。

ここから入れ換えの記録です。
Duncan P-Railsにはネック側とブリッジ側の機種、広い弦幅に合わせた機種、Hot Bridgeというハイゲインな機種、全部で4機種があります。配線は黒、白、赤、緑、銀(シールド)の5本で、つなぎ方で四種類のピックアップ構造に切り替えられると。(ふむふむ)

次に、スイッチ付きのポットを探します。500オーム、Aカーブのポットの多くはpush-pullタイプですが、中にpush-pushで切り替えられるタイプがあります。(これはいい!!) ギターを弾きながらの操作は、(ツマミを押す-引くの操作よりも、押す-押すの方が素早いでしょ)ということで、このタイプにします。
(これら組み合わせて。。。)と考えて、四種類のピックアップ構造になることを確認しました。

ネット通販の価格を調べて、いつものサウンドハウスで両方を注文して、二日後に到着です。

その次は、オリジナルの部品と配線を確認して図にして残します。もし、入れ換えが上手く行かなければ元に戻すためです。配線のタイプと長さも記録します。


記録を元に配線を購入です。たまたま大阪方面へ行く用事があったので、日本橋の千石電商に行って、配線を選んで購入しました。

 

デジマート地下実験室によれば、「配線材の違いで音は相当変わる!」そうで、ビンテージワイヤが良いそうです。
https://www.digimart.net/magazine/article/2016040101920.html

 

お店にはビンテージライクな配線も売ってますが、値段もそれなりに高いです。(うーん)と唸って、定番のBelden #8503をクライオ処理したMontreuxのワイヤを幾つか購入しました。(既成品よりは少しはいい音がするのかなー)という期待です。

購入した部品を並べてみました。


ネック側、ブリッジ側それぞれのP-Railsの箱を開けると、ピックアップを取り付けるネジとばね、配線のしかたや配線例が印刷された紙、が入ってます。


その2へ続きます。


 

スイッチ・キャップとかスイッチ・ハットとも呼ぶそうです。

「エフェクターのスイッチの場所が見易くなる」、「スイッチが大きくなるので踏み易くなる」などの効果があるものです。ギター友が使ってるのを見て知りました。

調べてみると。金属製でネジ止めするしっかりとしてそうなもの、プラスティック製ではめ込むもの、色々とありますね。違いがよく判らないので、プラスティック製で派手な色の安価なものを購入してみました。

 


1stエフェクター・ボードにはよく踏むスイッチ5つに、2ndボードには3つに取り付けてみました。グッと力を入れてはめ込みました。BOSSのDimension Cには取り付けられません。


それで使い勝手ですが、エフェクターによってはOn/OffのLEDと重なってたり、見る角度によっては隠れてしまって点灯してるかが見難いものがあります。BOSSのMS-3は斜め上からは青色の点灯が見難かったりです。その観点からは透明性が高い材質のものがいいと感じました。

使い易くなったかは、もう少し試してみます。

 

自室のパソコン用スピーカーのスタンドを自作しました。


こちらがディスプレイ周辺のビフォーです。

自室の机周りを整理整頓し、ディスプレイをモニタアームで浮かせ、リスニング用のオーディオを入れ換え、ディスプレイの左右に二系統のスピーカーを無造作に積み重ねてます。右側が新しいミニコンです。

下側のスピーカーは、デスクトップパソコン用のパワードモニターのヤマハMSP3です。これでパソコンの再生音やDAWなどの出音を聴きます。
リスニング用オーディオは、オンキョーのミニコンFR-V77が約20年目になって、MDは再生できず、CDは音が飛んで、FMチューナーは選曲メモリが保たれなくなりました。FMとCDが聴ける安価なオーディオを探すと、同じオンキョーのCDレシーバシステムX-U6がいいかなと購入です。

しばらくはこの状態でしたが、(出音が良くなるかも)ということで、スピーカースタンドを使って置き方を変えてみることにしました。

 

ネットでスピーカースタンドを探して高さ10~15cmのモデルが幾つか見つかりましたが、幅が広かったり、価格が高かったりです。スピーカースタンドを自作した記事もたくさんあり、思い切って夏休みの工作に自作をすることにしました。

出来上がりの形を想定して、近所のホームセンターで売っている材料類を見に行って、既製品を買うよりは数百円だけ安く出来そうかな?と。そして、材料と部品と工具を買い集めました。合わせて四千円は切りました。

 

底と天の板はパイン集成材にして、ホームセンターでカットしてもらいました。切断面にはバリがあるので、サンドペーパーで角を落として引っ掛かりを無くしました。


電動ドライバーに取り付けられるドリルで板に穴を空けます。
まず、ザグリ用の太いドリルで穴の位置を決めます。


次にねじ用のドリルで、穴を貫通させます。
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そして、再び太いドリルでねじ頭用のザグリを作り、底と天の板が完成しました。


脚は、ナット(めねじ)が埋め込まれた、長さ8cmの木製ポールを使いました。三本脚なので六本です。


底と天の板にポールをねじで取り付けて、組み立てが完成です。


次に、載せるスピーカーの色に合わせて、黒色に塗装します。

最初はスプレーで少しずつ塗ってみたところ、(ムラができぞう)ということで、刷毛塗りの塗料に変更です。部分的に塗って→乾かしてを繰り返しながら全面を塗り、塗り終わったら酷暑の屋外にほぼ一日置いておきました。

まだべたべたした感じがあったけど、ディスプレイ周辺に設置しました。

スピーカー全体が12cmくらい高くなりました。

下側のパソコン用のモニタMSP3と、上側のオンキョーの小型スピーカーの間には金属製のインシュレータを挟んであります。

幾つかのCDを再生してみたところ、スピーカーが高くなったことも含めて出音がクリアになっています。
あとは、ベルトで固定して転倒防止をして、細々とチューニングしていきます。

 

久しぶりの投稿です。

 

新しいピックは MASTER 8 JAPANのINFINX JAZZ TYPE です。
写真の茶色と黄色いタイプを使ってます。
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何でも次世代のピック新素材の特殊プラスティックとか。

お友達が使っているが頭の隅にあったところ、大阪ミナミの楽器店で実物を発見。試しに厚さ1.0mmの2タイプを1枚ずつ買いました。一枚150円です。ちょっと厚い1.2mmも青色が綺麗なので買いました。

これまで使っていた形、過去はOvalと呼んだ#9の形より、幅が広く、先端が尖っています。


INFINIXの方が幅が5mm広く、長さはほぼ同じです。
最初は若干の違和感がありました。使っているうちに慣れてきて、違いは殆ど気にならなくなりました。
重ねてみると、先端の形は似てます。

このピックのすごいとことは、沢山弾いても削れて減らないことです。↑の写真の茶色い現物は、スタジオを2回、ライブを1回使いましたが、新品とは区別がつかない位です。オーダーしたセルロイド材のピックは、スタジオ1回で削れて先端が無くなり交換していました。
また、弦に当てた時の感触が滑らかで、に殆ど引っ掛かりません。
表面に描かれた模様は、Hard Gripという滑り止めです。これまでのピックはツルツルのピックだったので、持った感触が違います。

ということで、マイピックはお休みさせて、新しいピックを使います。
黄色タイプか茶色タイプを5枚ずつ買い足して、差があるかは試し中です。

前回から約4か月ぶり、久しぶりのブログです。

バンドのスタジオやライブ、セッションが出来ないこともあり、機材の整備をしています。
持っているエフェクターを整頓してみました。

こちらがフリーなそれぞれ達。埃を拭き取って並べてみました。

こちらがボードに組んだもの達。常々活躍してます。

ツール類も並べてみました。

数えてみると、ペダルエフェクターが29個、スイッチャーが4個です。
チューナーは全部で5個です。リズムボックスが1個。
トレーナーが3個です。TASCAM MR-GT1が2個あるのは、1つは控えなのです。とても気に入っていて廃盤品なので中古を見つけて手に入れてます。GB-10はいまいちなので、こちらも控えです。

近々の出番がなさそうなものは、埃除けにパックしてみました。機材ラックに陳列させます。

 

出番が少なくなっても、手放すことはもうしないので、これからも蓄積されて行くでしょう v(^^)

 

一か月ほど前にゲットした、スーパー バダス ディストーションというドライブ・エフェクターです。


歪みエフェクターは、プロビデンスのSOV-2オーバードライブと、HAO OD-16 / Omega Driver Sixteenオーバドライブを愛用しています。また、Providence ROD-1 RED ROCK OD オーバードライブも時々出番があります。

SOV-2もOD-16もキレがいいオーバードライブなんですが、激しめの曲を弾くときに(もうちょっと深く歪んで欲しいな)と思うことがあります。

そこで、ギター・マガジン2018年2月号のまるごと一冊“歪みペダル”2017-2018を再度読んで、候補を探しました。ゲインが高くできて、歪が細かく、耳障りがいいという評価のこの機種に注目しました。

大阪の楽器店に行く機会があったので、ストラトとJC-120の組み合わせで試させてもらいました。この組み合わせでイやな音にならなかければあとはokです。

各ツマミを上げたり下げたり色々と弾いてみて、苦手なキンキンした感じが無く、シングルコイルピックアップのフェンダーストラトで気持ちよく歪んでくれます。Bass, Middle, Trebleの3つのトーンコントロールの調節で音色が随分変わります。
比較のためにプロビデンスのSDT-2 STAMPEDE DT ディストーションも試させてもらいました。弦を弾く感じが出るのですが、高域がキンキンした尖った音でした。今回の希望とは違いました。

ということで2ndボードに組み込みました。

Distortionツマミを左側に回して下げるとオーバードライブになります。これ一台で色んなドライブサウンドが作れるので重宝しそうです。

Yahoo!ブログの閉鎖にともない、こちらに移ってきました。どうぞよろしくお願いします。
久々の投稿です。

新しいマイピックを作りました。


四代目になります。
2018年7月に作った三代目ピックは、適度に硬くて柔らかくて良かったのですが、使っているうちにガタガタに削れます。それが弦に引っかかって1弦を頻繁に切る様になりました。一回のスタジオで二回弦を切ったことがありました。(これは困った。。。)

ということで、まだ使い切っていませんが、新しく作ることにしました。
三代目の黒いセルロイドの質感が良かったのですが、やや薄めでやや頼りない手応えだったので、同じ製作元に問い合わせました。ピックの厚みの1.0mmは母材の厚みで、製作工程で表裏を研磨するため、仕上がりはやや薄くなるそうです。そこで、1.2mmならば1.0mmより少し厚めになるかも?とサンプルを送ってもらいました。これまで使ってきた1.0mmよりも厚く硬いが、使えないことはなさそうです。

ということで、100枚をオーダーしました。

 

色はパールを選び、文字はワードアートでデザインして青色でプリントしてもらいました。

出音が多少変わりますが、愛用します。

 

新しく作った1st エフェクターボードには、BOSSのマルチエフェクト・スイッチャーMS-3を組み込んでいます。

MS-3は内部のセッティングをパソコンで編集できるのです。
エディター/ライブラリアン (Editor/Librarian)というソフトをパソコンにインストールしておき、パソコンとMS-3をUSBケーブルでつなぎます。MS-3には角形でちょっと大きめのBプラグが差し込めるのです。

まず、Editorです。
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各パッチごとの、エフェクター群の接続順、各エフェクターのパラメータを画面で調整して、WRITEで保存できます。
上の画面はコーラスの設定、下の画面はディレイの設定です。

次に、Librarianです。
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各バンク/パッチ、エフェクターのプリセット群を、パソコンに保存しておけます。
「〇〇バンド用」とか「歌ものバック」という具合に、用途に合わせて本体に読み込めます。

(パソコンで編集!?)と最初は抵抗があったのですが、使ってみるとこれが便利なんです。

基本的なプリセットは何種類かなので、それを読み出し方に合わせて各パッチにWRITEしておくと、演奏中の操作が楽になるのです。
基本のプリセットはこんな具合です。
 スルー:アンプ直のクリーントーン、リズムカッティングで使う
 コーラスのみ:リズムカッティングで時々使う
 コーラス+ディレイ+リバーブ:響かせる白玉で使う
 歪み系単独:バッキング用
 歪み系+ディレイ+リバーブ:ソロ用
 歪み系+ハーモナイザー+ディレイ+リバーブ:ソロ用
あとはスタジオ等で微調整すれば完成です。

便利な時代になりました(^^)


(続)
ケースはEXCEL EC550、ボードはEXCEL EFLB-550を使いました。
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ケースのサイズは545W×345D×20H+80H (mm)で〇ケベ楽器がPULSEへオーダーしたものらしいです。蓋を固定する金具がロックしてからねじ込みできる「キャッチロック」なのがいいです。引っ掛けるだけのロックタイプは変形することがあります。

ボードはケースに合わせたサイズです。これまではホームセンターで木の板を買って、カットしてサイズを合わせて、黒い塗料を塗って、取っ手を付けて、と自作をしていました。今回は工作の時間があまり無かったので出来合いのものを買いました。自作の方が安く済むのですが、現物を見て、自作と比べて割高感はありません。

両方を合わせた重量は3.3kgです。

部品が揃ったので、まずは配置を決めます。
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ボードの外にある、青いProvidence Velvet Comp VLC-1、黄色いHAO Rumble MOD(オーバードライブ)も入らないかな?と思いながら配置を決めます。

そして、とりあえず配線をしてみて動作を確認します。
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パワーサプライに、前のボードで使っていた One Control の Distro All In One Pack Black を用いています。
MS-3には専用のACアダプタが付属しており、BOSSでは(それを使って下さい)とのことですが、容量があるので外付けのエフェクターを合わせてOne Controlからまとめて給電することにしました。別々だと電源ケーブルが2本ですが、これで1本に減らせます。そこで、本当に動作に問題が無いかを仮配線して確認しました。

動作に問題が無かったので組み立てました。
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エフェクターの固定にはマジックテープを用い、パッチケーブルは前のものをそのまま使い、数本を新しく作りました。

しばらく使ってみて、配置や動作に問題がなければ、金具やネジを使ってきっちと固定し直して、パッチケーブルのプラグも交換をする予定です。