新しく作った1st エフェクターボードには、BOSSのマルチエフェクト・スイッチャーMS-3を組み込んでいます。

MS-3は内部のセッティングをパソコンで編集できるのです。
エディター/ライブラリアン (Editor/Librarian)というソフトをパソコンにインストールしておき、パソコンとMS-3をUSBケーブルでつなぎます。MS-3には角形でちょっと大きめのBプラグが差し込めるのです。

まず、Editorです。
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各パッチごとの、エフェクター群の接続順、各エフェクターのパラメータを画面で調整して、WRITEで保存できます。
上の画面はコーラスの設定、下の画面はディレイの設定です。

次に、Librarianです。
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各バンク/パッチ、エフェクターのプリセット群を、パソコンに保存しておけます。
「〇〇バンド用」とか「歌ものバック」という具合に、用途に合わせて本体に読み込めます。

(パソコンで編集!?)と最初は抵抗があったのですが、使ってみるとこれが便利なんです。

基本的なプリセットは何種類かなので、それを読み出し方に合わせて各パッチにWRITEしておくと、演奏中の操作が楽になるのです。
基本のプリセットはこんな具合です。
 スルー:アンプ直のクリーントーン、リズムカッティングで使う
 コーラスのみ:リズムカッティングで時々使う
 コーラス+ディレイ+リバーブ:響かせる白玉で使う
 歪み系単独:バッキング用
 歪み系+ディレイ+リバーブ:ソロ用
 歪み系+ハーモナイザー+ディレイ+リバーブ:ソロ用
あとはスタジオ等で微調整すれば完成です。

便利な時代になりました(^^)