No.1231 ASDやひきこもりの方への接し方も、7つの習慣で【エッセイ】 | 「7つの習慣」「苫米地博士のコーチング」で自閉症スペクトラムを克服する

「7つの習慣」「苫米地博士のコーチング」で自閉症スペクトラムを克服する

「自閉症スペクトラム(ASD)」の方の困り感軽減のため、
「7つの習慣」と「苫米地英人博士のコーチング」について
書いております。

自閉症スペクトラム(ASD)やひきこもりの方々は、どうすれば困難から抜け出せるのかわからない方がほとんどだと思います。

しかし、本人が進んで「7つの習慣」の第1の習慣~第3の習慣まで私的成功)を学び実践できるようにすれば、多くの場合、見違えると思います(何にでも例外はありますが)。
 
なぜなら、「ASDやひきこもりを改善するためのテクニック」は、「私的成功」ができていない当事者には効果が薄いからです。「私的成功を修得して、人格を磨く」ことがなにより大切です。
 
「7つの習慣」の大原則は、以下のとおりです。
 
テクニックの適用より、本人が人格を磨くことを優先する。テクニックは副次的なもの

しかし、ASDの方やひきこもりの方々が急に人格を磨き始めるのは難易度が高いでしょう。

まずは、「第1の習慣:主体性である」から始めることが大切です。
 
簡単に言うと、
「できる範囲でラジオ体操を始める・続ける」
「1日数ページでもいいので、読書を始める・続ける」
などがおすすめです。「自分と約束をして、それを守る」ことが、「主体性を磨く」ために必要だからです。

「自分との約束」は、はじめは思いっきりゆるいほうがよいです。

急に激しい運動を始めたりすると、かえってよくありません。詳細は、認知科学者の苫米地英人カーネギーメロン大学Ph.D.の著作「立ち読みしなさい!」をお読みいただくとよいでしょう。

筆者が今まさに苦しんでいるASDの方やひきこもりの方々にお勧めする書籍は、以下の2冊です。

両方読むことをお勧めします。「自分でも、成長できるんだ」と希望が湧いてきます。
  • 「ぼくに7つの習慣を教えてよ!」(キングベアー出版)
  • 「立ち読みしなさい!」(ありがとう出版)

残る問題は、どうすれば当事者がこの2冊を読んでくれるか、です。

そのためには、周囲の方から先に「インサイド・アウト」で接することです。「インサイド・アウト」については、「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」(キングベアー出版)の6ページ以降をお読みいただければと思います。著者の「7つの習慣」提唱者である故スティーブン・R・コヴィー博士夫婦と息子のひとりとのエピソードは大変参考になると思います。まずは、「人格主義」と「個性主義」の違いを知り、「周囲の方から変わる」ことが大切です。

 

もちろん、当事者本人から学びたい・変わりたいという意志が生まれればそれがベストです。

<参考書>
  • 「7つの習慣」は、この本を読みこなし生活に取り入れるレベルにならないと、学んだとは言えないでしょう。筆者も学習中です。

 

  • 初心者向け「7つの習慣」本です。ASDやひきこもりの方々はまずこちらから読むとエッセンスを実感できます。記入式ワークは、絶対実施しましょう。

 

<注釈>

当ブログは、「7つの習慣」「苫米地英人博士のコーチング」を活用して、まったく将来の見えない自閉症スペクトラム(ASD)の方」、「ひきこもり状態の方」、「グレーゾーンの方」、「生きづらい方」などの困りごとを根治させるという「はっきり言ってとんでもない内容」です。ただし、「守秘義務がある内容」は書けませんが…

 

※文中に出てくる「自閉症スペクトラム(ASD)」等は、「グレーゾーン」も含みます。

※「苫米地英人博士のコーチング」の専門用語は、博士の書籍「立ち読みしなさい!」「コンフォートゾーンの作り方」「まずは親を超えなさい!」で学ぶことをおすすめします。