自閉症スペクトラム(ASD)の方はQOL(Quality Of Life)が低い場合が少なくないでしょう。「打つ手はない」のでしょうか。
大きな理由のひとつに、「ASDの特性:興味の幅が狭い場合が少なくない」ことがあります。
興味のあることが限定的なので、ムラができます。
と記載されています。
しかし、「打つ手はある」と筆者は考えます。
それは、「まず普遍性があり、抽象度が高い(「ものごとを俯瞰してみられる」視点が高いこと)知識体系を身につける」ことです。
世界で幅広く読まれている「7つの習慣」や、圧倒的なIQ・抽象度の持ち主であり、世界の中枢レベルで活躍されている認知科学者の苫米地英人カーネギーメロン大学Ph.D.から知識を学ぶことがおすすめです。
これらの知識を学ぶと、それまで興味がなかったことの重要性・意義などが腑に落ちるようになります。
人生において「ムラがなくなっていきます」。ASDの方でも関心の幅が広くなっていき、QOLが上がっていきます。
個人的な例を挙げます。
ここで、筆者がこれから永く参考にするであろう、苫米地博士の著書「人を動かす[超]書き方トレーニング」39ページから引用いたします。
人間の脳は、知らない情報は認識できないようになっています。(中略)関連づけられる既知の情報がないと、脳に引っかからずに(認識できずに)滑り落ちてしまいます。これが、知らないことは認識できないという意味です。
この「既知の情報」を増やし広げるのが、「7つの習慣」や苫米地博士の知識体系なのです。
だから、上述のように「普遍性があり、抽象度が高い知識体系を身につける」ことが大切なのです。それまで興味がなかったことの重要性・意義などが「脳に引っかかり」、腑に落ちるようになります。これらの知識は普遍的なことを述べています。よって、幅広い知識の理解・習得に役立ちます。
しかし、「7つの習慣」や苫米地博士の知識体系は、「難しい」のではないか?と疑問が出るでしょう。
これらの知識体系を理解するためにはどうすればよいのでしょうか。
筆者は、この10年ほど「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」という書籍を繰り返し読んでいます。理解し始めてきたのはこの1年くらいのことです。上記引用部のように、「関連づけられる既知の情報」が極端に足りなかったためです。しかし、苫米地博士の知識体系を学ぶことで、理解が進みました。
筆者は、自閉症スペクトラム(ASD)などの方こそ、とびっきりレベルが高い人間から学ぶとよいと痛感しています。
- 苫米地博士の、初心者向けコーチング本です。おすすめです。
- コーチングに興味が湧いた方は、この本です。セルフ・コーチングであるTPIE®を学べる本です。
- 「コンフォートゾーンの作り方」の次は、この本です。
<注釈>
当ブログは、「7つの習慣」「苫米地英人博士のコーチング」を活用して、まったく将来の見えない「自閉症スペクトラム(ASD)の方」、「ひきこもり状態の方」、「グレーゾーンの方」、「生きづらい方」などの困りごとを根治させるという「はっきり言ってとんでもない内容」です。
「福祉の支援員さん」など一般の方にも役に立つと確信しています。
ただし、「守秘義務がある内容」は書けませんが…
※文中に出てくる「自閉症スペクトラム(ASD)」等は、「グレーゾーン」も含みます。
※「苫米地英人博士のコーチング」の専門用語は、書籍「立ち読みしなさい!」「コンフォートゾーンの作り方」「まずは親を超えなさい!」で学ぶことをおすすめします。