No.1186 ASD/ADHDでも、あきらめる必要はない【7つの習慣】 | 「7つの習慣」「苫米地博士のコーチング」で自閉症スペクトラムを克服する

「7つの習慣」「苫米地博士のコーチング」で自閉症スペクトラムを克服する

「自閉症スペクトラム(ASD)」の方の困り感軽減のため、
「7つの習慣」と「苫米地英人博士のコーチング」について
書いております。

「自閉スペクトラム症(ASD)/ADHDは生まれつきの障害だから、人生がよくなるわけがない」という一般的な見解は、実は間違いだと思います。

それは、「発達障害」というものは、一般的な「障害」(=身体障害や双極性障害、適応障害など)とは違うとされるからです。

精神科医の市橋秀夫さんの著書「大人の発達障害 生きづらさへの理解と対応」(講談社)33ページから引用いたします。
発達障害は時代が生み出した「事例(筆者注:医療の対象ケースとして挙げること)」であり、病気ではないのです。時代が生み出したという点から、「障害」というのも違和感があります。いわゆる「障害」とは、身体障害や、精神科なら双極性障害や適応障害のように、なんらかの対応や訓練、対症療法が必要なものです。
発達障害はそうした障害とは違うからです。
また、20ページから引用いたします。
社会生活に支障がない場合は、発達障害とはいいません。例えば、アインシュタインは自閉スペクトラム症だったといわれますが、現代の概念からすると、発達障害とはいえません。社会的に成功し、尊敬もされているので、適応の障害はないわけです。
有名人等で、「発達障害」を公表したり、そもそも診断をもらう必要がない人はたくさんいらっしゃいます。彼ら彼女らは、2つ目の引用文のように、「社会的に成功し、尊敬もされているので、適応の障害はない」からです。
 
ですので、次の筆者の仮定は信ぴょう性が高まります。

「7つの習慣」等の学習・実践で、自身の習慣を「原則」に合わせる(人格を磨く)。すると、(アインシュタインのように)自身の「特性」を上手く活かすことができるようになる。

重度のASD/ADHDの方には難しいかもしれません。しかし、これは、かなりの確率で正確な仮定だと思います。
 
昔(情報革命以前)とは違って、現代では発達障害の方にも「コミュニケーション力」、「イマジネーション力」等が必要とされてしまいます。
 
しかし、そんな社会にあっても、「特別な人」でなくても、人格を磨けば「特性」に需要が出てきます。社会で活かす方法が見えてきます。そういう人の例は、枚挙にいとまがありません。
 
世界で幅広く読まれている「完訳 7つの習慣 人格主義の回復(邦題)」ではこう書かれています。43ページから引用いたします。

才能を認められたければ(第二の偉大さ)、まずは人格(第一の偉大さ)を高めることから始めなければならない。

この引用部は、本書全体をある程度理解していないと、正しく理解することは難しいですが。

 

「ASD/ADHDの方でも、人格を磨くことで、特性を生かせるようになる。『発達障害が問題にならなくなる』」のです。

ですので、「発達障害」であっても、人生をあきらめる必要はないと筆者は考えます。

なお、「天才」でない方でも同様です。
「グレーゾーン」等の方も、同様です。

診断がある方もない方も、上記のとおり、まずは「人格を磨く」ことから始めるとよいでしょう。

<参考書>
  • 「7つの習慣」は、この本を読みこなし生活に取り入れるレベルにならないと、学んだとは言えないでしょう。筆者も学習中です。

 

  • 初心者向け「7つの習慣」本です。ASDやひきこもりの方々はまずこちらから読むとエッセンスを実感できます。記入式ワークは、絶対実施しましょう。

 

<注釈>

当ブログは、「7つの習慣」「苫米地英人博士のコーチング」を活用して、まったく将来の見えない自閉症スペクトラム(ASD)の方」、「ひきこもり状態の方」、「グレーゾーンの方」、「生きづらい方」などの困りごとを根治させるという「はっきり言ってとんでもない内容」です。ただし、「守秘義務がある内容」は書けませんが…

 

※文中に出てくる「自閉症スペクトラム(ASD)」等は、「グレーゾーン」も含みます。

※「苫米地英人博士のコーチング」の専門用語は、博士の書籍「立ち読みしなさい!」「コンフォートゾーンの作り方」「まずは親を超えなさい!」で学ぶことをおすすめします。