No.1185 「将来のよりよい精神科医療」とは【7つの習慣】 | 「7つの習慣」「苫米地博士のコーチング」で自閉症スペクトラムを克服する

「7つの習慣」「苫米地博士のコーチング」で自閉症スペクトラムを克服する

「自閉症スペクトラム(ASD)」の方の困り感軽減のため、
「7つの習慣」と「苫米地英人博士のコーチング」について
書いております。

筆者は、ASDやADHDについて精神科医が書いた本を読むと、違和感を覚えます。

例えば、①細かく障害の定義をする。➁職場等での対処法を述べる。

「こんなことをしても、ASD等は改善・好転しないのに」と思っていました。➁は一見役に立ちそうです。しかし、自己を偽って生きることになるため非常に苦しいです。就職しても、我慢できるのは数年間が限度でしょう。

これは、英文法を学んでも、英語を話したり聴き取れたりできないのと同じです。

ご参考までに、筆者が私淑する認知科学者の苫米地英人カーネギーメロン大学Ph.D.の著書「英語は逆から学べ!」(フォレスト出版)69ページから引用いたします。
その文法(筆者注:日本の学校で教えられている英文法のこと)は、もともと英語のネイティブスピーカー用につくられた規範であって、英語を知らない人が英語を学ぶためにつくられたものではないのです。

「7つの習慣」を通じて人格(私的成功・公的成功)を磨くことでかなりの確率で自閉症スペクトラム(ASD)を克服できる。

筆者は、そう仮定しています。根拠・例外は、前回の記事(No.1184 ASDを軽快・好転させるには【完訳 7つの習慣 人格主義の回復】) に書きました。しかし、同じような意見の医師や福祉関係者・当事者の方の文章は見かけたことがありません。

しかし、ここでようやく筆者に近いかもしれない立ち位置の医療・福祉本に出会いました。

知り合いの薬剤師さんから教えていただいたのです。2024年2月16日発行の毎日新聞で紹介されたとのことです。
 
その本の名前は、「生きづらさをひも解く 私たちの精神疾患」(発行:地域精神保健福祉機構

(通称コンボ))です。執筆者は全員が「精神疾患の経験者」だとのことです。

 

この新聞記事から一部引用いたします。

執筆者の一人、当事者の鈴木みずめさんのお話

「病気はその人の要素の一部に過ぎない。健康的な部分を含めた全体像を見てほしい」

コンボの情報誌編集責任者、丹羽大輔さんのお話

「医師や周囲の人の立ち位置からは見えないことを伝える、懸け橋の役割を担う本になったのでは」
笠井清登東京大教授(精神医学)のお話
「当事者の体験に根差した内容が説得力ある形でまとめられていることに感銘を受けた。専門職が作る教科書は客観性が重視されるが、教科書の原点は当事者の体験だ。今後の専門職教育に内容を取り入れることが望ましい」と話す。

3つめの引用部のとおり、精神科医など専門職の方が、この本のような当事者の声を学ぶようになれば、よりよい精神科医療になっていくのではないでしょうか。

そして、「精神の健康に大切なのは精神科医療だけではない」という筆者と相通ずる考え方が広まると思っています。

 

この「生きづらさをひも解く 私たちの精神疾患」は、今読んでいるASD/ADHDの書籍を読み終えたら読書します。「筆者の考えをわかってもらえるように発信する」ヒントになりそうです。

ようやく、こういう本が出版されるようになった段階ですので、「筆者の活動もこれから需要が伸びる」と思っています。

 

補足

 

今回の記事は「なんらかの主張をする文章」ではないです。よって、「論理的な構成」にはしていません。
 
<参考書>
  • 「7つの習慣」は、この本を読みこなし生活に取り入れるレベルにならないと、学んだとは言えないでしょう。筆者も学習中です。

 

  • 初心者向け「7つの習慣」本です。ASDやひきこもりの方々はまずこちらから読むとエッセンスを実感できます。記入式ワークは、絶対実施しましょう。

 

<注釈>

当ブログは、「7つの習慣」「苫米地英人博士のコーチング」を活用して、まったく将来の見えない自閉症スペクトラム(ASD)の方」、「ひきこもり状態の方」、「グレーゾーンの方」、「生きづらい方」などの困りごとを根治させるという「はっきり言ってとんでもない内容」です。ただし、「守秘義務がある内容」は書けませんが…

 

※文中に出てくる「自閉症スペクトラム(ASD)」等は、「グレーゾーン」も含みます。

※「苫米地英人博士のコーチング」の専門用語は、博士の書籍「立ち読みしなさい!」「コンフォートゾーンの作り方」「まずは親を超えなさい!」で学ぶことをおすすめします。