「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」の「第5の習慣」、特に346ページの以下の引用部を読むと、くらっときます。
コミュニケーションの専門家によれば、
口から出る言葉は人間のコミュニケーションの一〇%足らずで、
三〇%は音や声のトーンによるコミュニケーション、残りの六〇%がボディランゲージである。
これでは、ASDの人は大多数の他人から
高い評価?を得られるわけがないです。
なぜならば、「ASDの人は、ボディランゲージが苦手な人が
少なくない」と聞きます。
加えて、音や声のトーンも平坦な人が少なくないです。
少なくともASDの筆者は、長年「言葉の内容がすべて」
だと思っていました。
「言葉の内容も聴いてくれ、高く評価してくれる方」は、
貴重な理解者ですので大切にしたほうがよいですね。
さらに、対策としては、ASDでない人以上に、
本書籍で語られるように
「人格を高めることが大切」だということです。
人格は、常に人間から放たれているものです。
ですので、理屈で言えば、人格を圧倒的に高めれば、
母数が大きくなるため、「コミュニケーションの一〇%」である
言葉そのものの質が高まり、その人の良さが相手に伝わる
ということになります。
「人格を高めることが大事」なのは、
「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」の
大きなテーマの一つですが、より重要性がわかりました。
「第5の習慣:まず理解に徹し、
そして理解される」の章は、
自閉症スペクトラム(ASD)の方々には
理解も実践も易しくない内容です。
まとめると…
ASDの人は、
「ASDの方のよさをわかってくれる人は少数」
「人格を高めることが大切」
だと知っておくこと。
<今回の参考書>
<注釈>
当ブログは、
「7つの習慣」「苫米地英人博士のコーチング」を活用して、まったく将来の見えない「自閉症スペクトラム(ASD)の方」、「ひきこもり状態の方」、「グレーゾーンの方」、「生きづらい方」などの困りごとを根治させるという「はっきり言ってとんでもない内容」です。
「守秘義務がある内容」は書けませんが…
「福祉の支援員さん」など
一般の方にも役に立つと確信しています。
※文中に出てくる「自閉症スペクトラム(ASD)」等は、
「グレーゾーン」も含みます。
※「苫米地英人博士のコーチング」の専門用語は、
書籍「立ち読みしなさい!」で学ぶことをおすすめします。