本日、わたくしは通院日だったのでかかりつけの医院にいったのですが、すこし興味深いというか、みなさんの頭の中にも少し入れておいた方が良いかな?と思うお話を先生から聞いたのでブログで書きます。


当方は自他共に認めるチック症トゥレット症候群患者なのですが、今現在服用している薬はレキソタンだけです。

本来、チック症状トゥレット症候群の患者であれば大体は抗精神病薬(セレネース、リスパダールなど)が一番効果的とされているので処方されるのですが、当方は副作用の関係や、あと、遅発性ジスキネジアにはなりたくないという気持ちからレキソタンだけにしてもらってます。(遅発性ジスキネジアで苦しまれている方がいましたら申し訳ありません。しかし自分は、ただでさえチック症状で悩んでいるのに、もしメジャーを長期服用などで遅発性ジスキネジアになってしまったら今のチック症状に上乗せして更にチック症状に似た状態が増える事になってしまうので)

医師も僕の意見、気持ちを尊重してくれていますので無理にメジャーのお薬は出しません。

で、当然レキソタンだけなので症状ははっきり言ってほとんど軽減されていないと自分では思っています。


効果的なメジャーのお薬は副作用が怖くて飲みたくない。

でも症状は軽減させたい。

勝手な話かもしれませんが、完治しない病の治療なので長期戦になるという事と、やっぱり自分の体なんで後先の事も考えてお薬と付き合っていかないといけないと思っているので、「つべこべ言わずメジャー飲めば済む話だろ!」なんて言わないでくださいね。汗



そこで、せめて即効性があって、素早く精神を安定させて二次的な効果で症状を軽減させれないものかと(本当にリラックスしているときは症状は軽減されるので)、安定剤で他に何か有効なものはないかなと思い、ネットで調べたり話を聞いたりしているのですが、そうすると「デパス」を薦めたり、実際に服用している方がとても多いことに気がつきました。

しかも僕が見る限り、みなさん揃ってデパスを絶賛されているのです。

特にデパスの即効性に絶賛されているようです。

そういう書き込みを見たり意見を聞いて、僕もデパスを飲んでみようかなと思い医師に相談したところ、答えはやめといた方がいいという返事でした。


医師が言うには、レキソタンもデパスも同じゼンゾジアゼピン系で薬の強さ自体には差は無いが効くまでの時間に大きな差があって、レキソタンがジワジワ効いてそこそこの時間、持続するのに対してデパスは飲んで短時間でその薬の効能を感じられるが効果は長続きしないタイプだそうです。

まあ、このくらいの事であれば自分も含めメンタル系のお薬を飲まれているかたであれば基礎知識程度の事なので知っている方も多いと思いますが、、、


しかし今、この「デパス」が少し問題になっているとのこと。


デパスは安定剤の中でもよく処方されているらしく、普通に内科でも「ちょっと精神的に・・・ストレスでかな?気分が・・」なんて言えばすぐに処方してもらえる。

この、ある意味「お手軽さ」とは逆に即効性があり効果を感じれる人が多く、そして、その即効性がヤミツキになりデパスが手放せなくなる人が今非常に多いとのこと。



「デパス依存症」と言うらしい。(そのまんまなネーミングですが汗)



デパスに限らず、レキソタン、その他のゼンゾジアゼピン系の薬には依存性があります。しかし、デパスの「お手軽さ」と「即効性」に魅了され、ODしてしまったり、服用回数を勝手に増やしたりして、最終的にのデパスが無いと、いてもたっても居られないな状態・・依存症になる方がここ最近とても多いらしいです。

なので、医師の間でデパスを安易に処方することが今、問題視にされているようです。


そんなこんなで、薬に関して僕の意見や考え方を尊重してくれる医師でも、内科などでさえ簡単に処方してくれるデパスは処方してもらえなかったというお話でした。


ただ、今デパス飲んでいる方に「服用をやめといた方がいい」という事をいっているんじゃないので、ご理解ください。


もし、これを読んでひょっとして自分そうかも?と思ったり、自分自身で依存に対して自覚が有る方がいましたら、医師に相談することをおすすめします。医者なのできっと何らかの対処をしてくれると思いますし、早めに対処したほうが大事に至らなくて済むと思います。

デパスだけでなくても、みなさんが現在服用されている薬に関してすこしでも見直すきっかけになればいいなとおもい書きました。

実際になんでもかんでも病名を付け、薬を出しとけばいいというやり方のお医者様がいらっしゃる事は確かですから。


もちろん、病にかかればお医者様のお世話になることは非常に大事です。

自分にあったお医者様を探すことも大事です。

しかし自分の服用している薬の事をちゃんと理解して服用し、おかしいなと思ったり疑問を感じるようであるば、ちゃんと医師に告げ相談することも大事な事の一つだと思います。


ご参考になれば幸いです。
音声チック・・・
咳払い、ハーッと息を吐く、喉を鳴らす、アッ、ハッ、などの声を出す、汚言、など。


運動チック・・・
目をパチパチバシバシさせる。白目をむく、鼻をすする、口の中を噛む、顎をガクガクさせる、肩を回す、首を振る、身震いをする、など。


自分は主に音声チックで、ハーッと絞り出すように息を吐いたり、ハッとか、ウンという声を咳払いのように出すのが主な症状で、目をグーッとつむったり、つむった後に目をグリッとさせたり、少し身震いをするという運動チックもある。

音声チックは、もう生活の一部みたいなものなので自分の中では症状が出てて当たり前状態なのだ。興奮したり、気分が高まったりすると上記の運動チック症状も頻繁に出てくる。

例えば仕事が忙しくて急にバタバタしてきた時とか、あとパチンコなどに行って良くも悪くも気が高ぶった時とかに運動チックが音声チックより激しくなったりしてしまう。

世界中にいるトゥレット症候群の患者の中で自分の症状の度合いは、「中」の特上、もしくは「上」の並盛つゆだく位だと自分では思っている。

この前自分と同じ位の度合いの症状の人とコンビニで偶然出会して、気まずいながらも「おお、同士よ!」とか思ってしまいました。
向こうもすぐに僕の症状に気がついていた様子。

僕と、その彼が出会ったその瞬間、コンビニ内は僕の変わった咳払いと彼の豚鼻?のような鼻を鳴らすチックが見事にシンクロして美しい?ハーモニーを奏で、まさにオーケストラ会場と化した。




↑↑↑
※注 ちなみにここ笑うところです。



自虐的ギャグですが、このくらい言ってないと、もうやってられません(;´д`)
辛い辛いばかり思ったり言ったりしすぎても余計にしんどいし、たまには自分の症状をおもしろおかしくネタにしたりでもしないと息が詰まります(汗)
当事者なんでご勘弁をm(__)m
(出会した彼に対しての悪意や偏見や差別的な気持ちは一切ありませんのでm(__)m)


話しは変わりますがテレビ番組をよーく観察したり、インターネットの書き込み等を参考にしてテレビを見ていると結構多いんですね。
チックを持っている芸能人やスポーツ選手。

見ている限りでは大体、まばたき関係の運動チックですが。

特にスポーツ選手なんかに多いです。

ということはチック持ちの人間は何かしら他の人より群を抜いて才能のある人が多いってことかな?なんて良い風に解釈しちゃってもいいですかねぇ~!?

最近思うのですが、テレビに出ている運動チック持ちの人は普通にテレビに映ってるけど、その中に音声チックを持っている人も絶対いると思う。

なのに音声チックの症状がテレビで流されている所って一度も観たことがありません。


運動チックは映せて音声チックは映せないのだろうか?


だとしたらちょっと疑問です。


世間的、もしくはメディア的には

運動チック・・
ちょっと目立つ癖程度のもの。

音声チック・・
精神疾患者、精神障害者。

と位置付けられているのであろうか。

だとしたらショックだ。


例えば芸能人のAさん(仮名)が頻繁にまばたきチックをしている。
その運動チックの症状、1まばたきを僕の音声チック1咳払いに換算してみる。

回数、頻度でいったら余裕でタレントAさんの方が多いのに、周りから奇妙な目で見られたり、「こいつ、ちょっとおかしい奴?」と思われるのは断然、音声チックのわたくし。

やっぱり音声の方が目立つから仕方がないのかな?


メディアや世間に、どっちのチック症状も平等に扱ってほしいなー、なんて思う今日この頃であります。
なぜか気分が優れない。

世間はGWだったが、自分の仕事にはGWは全く関係ないので当然仕事をしていた。

ボチボチ忙しく、緊張感を持って仕事をしていたせいか、世間のGWが終わって自分の仕事の休みの日を過ごし、再び仕事をしはじめた辺りから調子が悪い。

GW明けからチック症状に関してはほんの少しだが仕事中だけマシになっているが、(マシと言っても一般の人から見れば余裕で奇妙な奴に見えるレベルですが)それは気分が憂鬱で頭があまり回転していないからだと思う。セロトニン、ドーパミンが普段よりあまり分泌されていないのだろう。

この憂鬱さはGWが明けるまで気を張って仕事をして、そこから解放された事からきているのだろうと解釈しているのだか、普通こういう場合って、

「やっと忙しさから解放されたー!」

って嬉しい気持ちになり、チック症状はあれどまた穏やか日に戻るなぁと気分が楽になるはずなのに・・・


んん長音記号1長音記号1全くの逆だ・・・。


僕の職種の仕事も、とても不景気なので、『忙しい』ということがしんどかったけど、チック症状はひどかったけど、嬉しく楽しかったのだろうか??
いや、その時はしんどい&チック症状がきついということしか頭に無かったし・・・

じゃあ何故??

自分の心なのに、全く把握出来ない。

大体普段は気分が優れない時は打開策があり、実行すれば気分は晴れるのだが、今回に関しては打開案すら浮かばない。どうすれば、どうしたいのかもわからない。


強いて言えば、ドカ食い(食べたいものを食べたいだけ食べる)すれば少しは気分も優れそうだか、もうこれ以上体重を増やしたくない。体重を増やしたくないというか、腹の肉が掴みたい放題な状態がとても嫌なのだ。

自分は元々太らない体質でどれだけ食べても太らなかったのに(胃下垂だった?)メンクリに通うようになり、メンタル系の薬を服用するようになってから確実に太っていった。

今は服用していないが坑鬱剤のせいだと思う。

当方はチック症状で初めてメンクリに通ったのだか、一番初めのメンクリは当方の症状をチックではなく脅迫行為としてしかとらえてくれなかったのでひたすら坑鬱剤を処方された。


いろいろ種類が代わりながらも数年間飲み続けていたことが影響しているのかもしれない。


体重の事は置いといて、とりあえず今現在の状況を変える打開策を考えなければ・・・。


気分的になにも考えずしばらく放浪でもしたいです。