美味いもの日記 2019年12月13日                        大番@郡山 | 美味いもの日記

美味いもの日記

ボクの好きなお店

大豊を出たボクは「さあ、どうしよう」
食べたいものはいろいろ浮かぶが、こだわりは一つ。
それは「郡山のなにか」
せっかく郡山まできて東京や千葉で食べれるものだけは食べたくない。
 

パッと浮かんだのがお昼ごはんを食べたあのお店。

昼は食べることができなかった味噌ラーメンをニンニク入りで!

 

 

張り切って暖簾をくぐりました。

あれ?昼間のお姉さんがいない。

高齢のお父さんとお母さんでやっている。

昼間にいらっしゃったのは娘さんかしら。

 

 

お店は忙しそう。

 

でも、ボク自身は大豊でホルモンを食べていたのでお腹は落ち着いていました。

お昼に食べたかった、にんにくみそラーメンに加えて餃子とビールをオーダー。

さあ、ゆっくりと待ちましょう。

 

 

しばらくすると奧で盛り上がっていた人生の先輩たちが席を立たれた。

皆さま、すでに還暦は過ぎていらっしゃるように見えるのだが、スーツ姿で現役感バリバリ。

金曜日の夜だというのに「来週までに提案をまとめないと」なんておっしゃっている。

あの元気、ボクも見習わないと。


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入れ替わりにスーツ姿のサラリーマングループが入ってきてカウンターに座る。

「いや、もう入りません」「お腹パンパンです」なんて言っているから二軒目か三軒目なのだろう。

 

懇親会のほろ酔いもありボーっとしていたのだが不意に「ヒグチさん」という声と、その呼びかけに対する返答が聞こえた。

その後も和やかな会話が続く。

 

 
ボーっと待っていたのだが、また何度か「ヒグチさん」という声と、それに対する返答が聞こえた。
 
「ん?」
「え?」
 
もしや?
いやまさか?
そんなわけないやろ・・・
 
そう思いながらそろっと振り返ったらボクの知っているヒグチさんがカウンターにいた。
 
ウソやろ・・・・!
 
驚いたが声をかける前にもう一度自分自身に酔っていないかと確認。
大丈夫、ほろ酔いかもしれないけど意識はしっかりしている。
そのことを確認したボクは「ヒグチさん」と声をかけてみた。
 

 

ヒグチさんの驚いたのなんのってびっくり

ヒグチさんの一言目「ええええ?あの、キョク、キョク、キョクシンの?」

不意をつかれてボクの名字が出てこなかったようだが、ボクが極真空手出身であることを覚えてくださっていたようだ。

 

ヒグチさんはボクが15年勤めた広告会社の先輩。

出世されていまでは福島県のグループ会社の社長を務めていらっしゃる。

ボクが会社を辞する前に福島に行かれたはずなので6-7年ぶりだろうか?

 

 

そして、ご一緒様の中にボクが15年働いた会社の現社長がいらっしゃった。

ボクが退職後に親会社である新聞社から出向されてきてボクは初対面であった。

社長も元社員だと聞いて「ここで会う?」「そんなことあるの?」と驚かれていた。

 

 

この確率すごくないですか?

 

社長は20年ほど前に新聞社の仕事で福島県をご担当だったとのこと。

このお店は当時よく来られたそうだが、20年ぶりだという。

他の方々は初めてだったそうだ。

 

 

ボクが前のお店を早めに出なければお会いすることもなかっただろう。

ご一行は前のお店でそこそこ食べて飲んで、皆さんお腹はいっぱいだったそうだ。

皆さんお腹一杯にも関わらず、社長が「昔よく行った美味しいラーメンがあるんだ。案内するよ」という流れでこの夜訪れたという。

 

本当にどこで誰と縁があるかわかりません。

思わずその場で、その会社の現役社員である元同僚たちに何通かLINEしたのだが、彼ら彼女らも仰天していた。

 

 

驚き過ぎてにんにく味噌ラーメンの写真を撮り忘れ。

(やっぱりにんにく入りのほうが美味しかった)

 

 
ボク的には2019年一番のビックリだったかも^^
 
あらためて品行方正を誓いました(笑)