それにしてもスマホというものは驚くほど便利なものだ。
知らない街に行っても何とかなるだろうと思える。
お店を見つけて張り切って入店。
「予約の方ですか？」と聞かれたので「いえ、飛び込みです」と答えたところ「まだ、開店してません」って（笑）
落ち着いて再度、開店時間に行ったらお店のお母さんが「あ！さっきの人だ」という顔で迎えてくれました。
座敷は全部予約で埋まっているようで、カウンターの一席が空いていてそちらに着席。
お酒は控えめにしているのだがホルモン焼屋でいきなりウーロン茶はないだろう。
写真からは読みにくいが「男前ジョッキ」なるものがあった。
一杯目のみ中ジョッキの金額で大ジョッキのビールが飲めるそうだ。
よし、それいただきます。
この日もホテルに戻り予習するつもりだったので、今日はこの一杯だけと自分に言い聞かせてからグイっと飲んだ。
この一杯だけと決めて飲むと有難みが増すのだろう。3割増しで美味しい（笑）
開店して間もないが店内が妙にガヤガヤしている。
予約のお客さんが次々と集合してくるのだ。
ホールはお母さんが一人で担当しているのだが、忙しくなりそうな予感である。
お客さんはご近所の会社の方々だろう。
グループの多くはスーツ姿の男女である。
金曜の夜でもあるし、忘年会として集まったグループもあったと思う。
オーダーをしたいのだがお母さんが忙しそうで少し落ち着くのを待っていた。
ボクは明らかに忙しい時に大声で「スイマセ-ン」というのはできるだけしないようにしている。
ボク自身も飲食店でアルバイトしたことがあるけど、お客さんや席数に対して明らかにスタッフが少ないとか、瞬間的にオーダーが集中しているなど物理的に忙しい時はどうにもならないことはあるからだ。
それにしてもお母さん忙しそうである。
例えるならテニス部の一年生の球拾い状態とでも言おうか。
通路を完全に走っている。
走っているお母さんの後ろから「スイマセ-ン」の声も止まない。
そのうちボクの隣りで立ち止まってくれたのでやっとオーダーできました。
ホルモンの三種盛り！
そこに「スミマセン」と新しいお客さんがぞろぞろと。
お母さん走っていって「スミマセン、今日は予約でいっぱいなんです」と。
ああ、そういう時に空いていたカウンターに座らせてくれたのですね。
こういう時は席をお譲りしましょう。
出会うタイミングが悪かった、というと男女のようでロマンチックかしら（笑）
オジサンとホルモン焼屋さんですが、なにか？＾＾
いいお店と太鼓判を押します。
2020年にもまた行く機会がありそうだ。
次回はもう少し空いていますように！