こんな日は普段あまりいかないお上品なお店にしてみましょう。
はんなりやは京都のおばんざいのお店。
初めて伺ったのは前職時代で数年前。
教えてくれたのは年上の女性でした。
彼女によるとこちら子供の入店はお断りだとか。
大人のお店なのです。
暖簾を潜りながら「大人な感じ」とプチに舞い上がる51歳 ・・・ なぜドキドキするのだ(笑)
カウンター、その後ろのテーブル席は見事にお姉さまばかり。
R40という感じかな。
お姉さまがたに囲まれて普段とは違う昼ごはんの雰囲気に戸惑うボク。
お客さんは誰ひとり大きな声は出していないのだけど、静かな店内で意外に声が聞こえる。
赤出汁美味し!
意外にこういうシンプルな赤出汁は飲む機会が少ないのでちょっと嬉しい。
出汁巻きはさすがな美味しさ。
「この出汁巻きなら三皿食べて、ゴハンも三杯食べれる」
そう、考えてしまうボクはこのお店に相応しいのかしら(苦笑)
上品な出汁感はまさに京料理の雰囲気満々。
実は最近、わが家でも奧さんが出汁に凝っていて、いろんな意味で出汁を見直しています。
うちの奧さんにこれを食べさせたらなんていうかしら。
おばんざいは3種類。
このお店のHPによると”おばんざい”は”お番菜”と書くそうです。ひとつ賢くなりました、笑。
この日ずらりといたお姉さまがたの昼食にはドンピシャだと思う。
ひじきはジャガイモと和えています。
じゃがいもの食感がアクセントかな。
相変わらず静かな店内はお姉さま方の会話が聞こえるのみ。
キャピキャピした声もなく、淡々と落ち着いて話す3組のお姉さまグループ。
各々が静かに話す会話が何故かボクを大人しくさせる(笑)
たまにはあ、こうしてお姉さま方の支配空間に身をおくのもなんだか楽しい。
「ごはんお替わり」なんて言いだせるはずもなく、大人しく目立たないようにお会計した。