この日も後輩君とランチである。
「何食べようか?」と聞いたところ何か言いにくそうにしている。
彼にしては妙に枕詞が長い(笑)
「昨日の汁なし担々麺がメッチャ美味かったのですが、マーボー(唐人飯店のことを彼はこう呼ぶ)の汁なし担々麺とどっちが美味いか食べ比べませんか?」
前向きな企画は採用しなきゃね^^
そして、このお店はいつも通りの行列。
11時半くらいに行って行列が少ない、チャンスだ!と並ぶとお店の方から「いま、お店を開けてお客さんを通したところなのでけっこう時間がかかるかもしれません」なんて言われたこと、何度もあります。
なになに?
この日は一階のみの営業?
スタッフの誰かが急遽お休みをとったのかもしれませんね。
いつもギリギリの人数でオペレーションしていますから。
このあたりは飲食業の難しいところでもあり、永遠のテーマかもしれませんね。
さあ、食べ比べましょう!
ボクは山椒を多めでお願いしてみました。
冷静に雲林坊と比べると同じ汁なし担々麺でもこちらのほうがタレが多いですね。
雲林坊のこれは粗びきされたナッツが視覚的にも食感的にもアクセントと書きましたが、こちらのは青梗菜がその役目かも。
ガブっと行く必要がある太さでもあります。
雲林坊の麺が美味いと書きましたが、こちらは麺は主張しないタイプ。
タレといい感じで馴染みますね。
食べながら後輩君に「どっちが美味い?」と聞いたら眉間に皺を寄せて首をひねってました(笑)
いやいや、やっぱりこっちも美味かった。
お店を出たら後輩君が「どっちがts0811さんの好みですか?」と聞く。
答えは「引き分け!延長戦」
また両店を食べ比べねばならなくなった。
つくづくと食に関しては恵まれた環境で働いている。
挫折と迷いの人生を歩むボクだけどお昼ごはんだけはエリートコースを進んでいるのかもしれない。