この日は後輩君と。
「ts0811さん、神田で担々麺の美味しいお店があるって言ってましたよね」
はて? ・・・
小考して、そうだそうだ、彼をあそこに案内していなかったと思いだす。
入店しようとしたら後輩くんの携帯が鳴った。
ボクはその間「さあ、なにを食べようか?」
迷いに迷ったのはこの三つ。
①汁あり担々麺と小麻婆豆腐かけご飯セット
②汁なし担々麺と小麻婆豆腐かけご飯セット
③麻婆豆腐かけご飯と一口担々麺セット
迷うのは汁あり担々麺、汁なし担々麺、麻婆豆腐の全部を食べたことがあり、そのどれもが美味しかった舌の記憶があるから。
そして、このセット、すべてが同一料金(1,150円)です。
後輩君も迷いに迷っていました。
そして、意を決して選んだのはお互いに汁なし担々麺と麻婆豆腐かけご飯のセット。
辛いものを食べる前に水をごくりと飲むのはボクのプチな儀式。
試合開始前の心境である。
プチサイズのもやしと搾菜が美味い。
こういうところまでキチンとやっているお店はこちらの背筋も伸びる。
一見さりげない、ナチュラルな盛り付けはボーっと見ると自然の一部のようにも見える。
粗びきのナッツが食感でも、視覚でもいいアクセントになります。
まぜまぜする前に鼻を近づけてみると山椒の香りがホワっときて、期待が高まる。
グルグルと混ぜていると山椒の香りがまた立ったような気がする。
そして、醤の香りと合わさったように感じたあたりで「よーし」という気分。
こちらの汁なし担々麺の特筆すべきは麺の美味しさ。
最初の一口目から麺が主張する。
特に麺食い党(←新政党ではありません)にはおススメしたい。
この美味い麺に濃厚なタレが絡むと延々と食べれそうな錯覚さえ感じる。
久しぶりなのでデフォでお願いしたのだが、次回は痺れを増しにしよう。
寒い日なら辛さも増しでいい。
近年、刺激的なものを求めなくなってきたのだけど、この刺激ならもっと受けたい。
麻婆豆腐かけご飯。
揚げた唐辛子が入っている。
ボクは17-18年前にタイで唐辛子を口に入れて口内が火事になって以降は唐辛子を直接口に入れるのは警戒している(笑)
ボクは避けて食べたのだけど後輩君はそのまま食べていた。
そしてこれが美味いという。
ボクは途中から頭頂部からの汗が止まらなくなる(笑)
汗が丼の中に入るのではというくらい発汗したのでハンカチで頭を押さえながら食べた。
左手でハンカチを持って頭頂部を押さえ、右手のスプーンで必死に食べている166㎝の小太りなオジサンを想像してください。
・・・ 絶対にモテそうにありませんね(苦笑)
後輩君は一言。
「ここ、ヤバいっすね」