この日は午前中、京橋の喫茶店にて打ち合わせ。
打合せ後、会社のある日本橋方面ではなく、逆の銀座方面に足が向いた不思議(笑)
道中、美人のGFの顔が浮かび電話をしてみた ・・・ 出てくれない(笑)
いいんだ、いいんだ。
女性にフラれても、ボクにはこのお店がある
奥まった入口へ進むプチなドキドキ!
この暖簾をくぐるトキメキ!
そして「いらっしゃいませ」の声。
ホールのお姉さま方は全員のお顔に覚えがある。
(お姉さま方はボクのことを覚えてないだろうけど、笑)
カウンターに座ったらため息が出た。
落ち着くんです、このお店のカウンターって。
カウンターは相変わらず一人のお客さんが多い。
ちょっと高倉健に似た感じの老紳士が背筋を伸ばして清酒を飲んでいる。
↓ まだ11時26分だけど^ ^
いやいや、お久しぶり。
そして、迷うのが楽しいやら、嬉しいやら。
食べたいものがあれこれあり過ぎます。
「何にする?」と聞かれたけど「ゴメン、ちょっと待って」 ・・・ 真剣です(笑)
ボク的には目の前に吉永小百合、大原麗子、石田ゆり子、井川遥、森高千里が並んで「誰と付き合う?」「誰とでもいいよ」と迫られているような心持ちです。
この日は金目鯛の煮付けとライスにしました。
そして、これにはボクの好きなとり豆腐が付きます。
↑ もう、完璧な昼食ですね。
会社に戻りお嬢さんに「どうだ!」と見せましたから。
とり豆腐。
「熱いよ」と言いながら供されたこれ。
ふーふーして、ポン酢につけて、口に入れる。
胃に落ちた豆腐がまだ熱いことが体感できる幸せ。
ああ、毎日食べても絶対に美味しく食べれる。
金目鯛に沁み込んだ薄味を味わいながら自分でも大人になったなと思う(笑)
そして日本に生まれて良かったとしみじみ思う。
食べることでしか自分のアイデンティティを確認できないのもどうかと思うけど、ボクの心と身体がそう叫ぶのだから仕方ない。
最後に香の物を食べてすっきり。
こんな完璧な昼ごはんはなかなかない。
本気でこのお店となら年間契約を結びたいとすら思う。
「年間契約を相談したい」なんて言ったら怪訝な顔をされるだろうから言わないけどね。
・・・ 生涯契約でもいい^ ^