最近よく通るこの通り。
按針(あんじん)通りと言います。
按針のヒントは高校の日本史の授業を思い出してくださいませ^^
今日はこの按針通りのお店です。
前日、そばよしでお蕎麦を食べた帰りにこの前で「ほほー!580円でメンチカレーが食べれるのか」と腕を組んでいたら不意に「いらっしゃいませ」と声をかけていただき、ちょっと汗、汗、焦ったりして(笑)
感じよくお声をかけていただいたこともあり、翌日お伺いしてみました。
ふむふむ。
今日は食べるつもりで来たので慎重に検討します。
そしたら、昨日と同じ女性が「いらっしゃいませ」とまた声をかけてくださいました。
ご夫婦で経営しているのだと思います。
厨房は旦那さま、ホールは奥さま。
奥さま、外にも気を配っていて、足を止める方がいると「いらっしゃませ」と声をかけます。
奥さまは営業担当、旦那さんは実務担当。
夫婦でご商売をする一つのカタチですね^^
ハンバーグとカニクリームコロッケをオーダー。
オーダーが通されると、わずかの時間差でハンバーグをペッタンペッタンする音。
店内にはTBSラジオが流れる。
AMラジオが似合うお店ってなんともホッとする。
(あ、ボクはFMも大好きです。コミュニティFMも含めラジオは大好きなんです)
そこにドヤドヤという感じで元気なガテン系のオジサンたち。
ちょっと声が大きいけど、楽しい昼休みという感じ。
若い方と、ベテランさんが友達みたいに話しているのを見て、ああいう世界もいいなとふと思う。
このお店の空気感ってどこかで経験したかも ・・・
ボク世代の若いころ、どこの街にもあった洋食屋さんの雰囲気かも。
東京のど真ん中のビジネス街の、そういうお店にいる不思議な違和感、そして安堵感。
そうそう、そういうタイプのお店ではこういう豚汁でしたよね。
いろいろ懐かしかったけど、もっと懐かしい高校の歴史の話を^^
按針通りの按針は三浦按針(ウイリアム・アダムス)
この通りに三浦按針の邸宅があったそうです。
日本史を選択されなかった方のためにプチな説明。
ウイリアム・アダムスは徳川家康に仕えたイギリス人航海士。
家康の外交顧問のようなことをしていた人です。
1600年に日本に漂着し、その後徳川家康に仕えました。
イギリス人でありながら武士として帯刀も許されたという方ですが、いまと時代背景が違う時代、なにを感じ、何を思いながら生きたのだろう?とその人生に興味を感じます。