この日も後輩、新人くんとのランチ。
今後、彼らも得意先、関係先と会社近辺で食事をする機会もあるはず。
なにか、話題にできるお店を一つ知っていたほうがいいですよね。
と、いうわけでこちらにご案内。
こちらの老舗割烹まで。
「嘉永っていつかわかるか?」
「ええ?いつですか?」
「ペリーが来たころだよ」
「このお店の二代目、三代目が配達中に目の前で起きたのが桜田門外の変、井伊直弼がやられちゃったやつ。ビックリしただろうね」とこのお店のお決まりのネタを披露。
ランチメニューを見ながら「ランチは1,000円前後だけど、夜は1万円で収まらないから」と。
もう、何年前だろうか?
接待をいただいた時に、あとでお会計を聞いて申し訳なくなった。
(そこまで飲むな!ということです、苦笑)
↑いいでしょ!この地図。
長谷川平蔵が眺めてそうですね。
新人君は日替りの鯖の塩焼きだったかな。
後輩君とボクは若鳥のひとくち揚げ。
後輩くんから「皿とお重とどっちがオススメですか?」と聞かれたのだけど「ボクは皿盛りしか食べたことないや」
後輩君はお重、ボクは皿盛り。
お店の方によるとソースが違うらしい。
お重はウスター、皿は中濃ソースです。
そして、このソース。
明らかに何か手が加えている。
「これは自家製ですよね?」
「はい、自家製です」
「ゼロから作っているのですか?」
「いえいえ、市販の中濃にうちなりに手を加えたものです」
お重を頼んだ後輩君、このソースが気に入ったのか、お重の上からかけていました。
こちらは江戸時代のランキングかな?
たまに雑誌などのランキングを見て「納得できない」「そもそも、選んだ人の感覚がおかしいのでは?」「だいたい、お店に失礼だろ」とか思うボク。
でも、ご先祖様はこの時代からやっていたのですね^^