「ラーメンを食べに行く。探さないでくれ」
こんな書き置きをして← ウソです(笑)
この日はボクには珍しく休日に電車に乗ってラーメンを食べに。
ボクはラーメンは大好きだけど、ランチタイムにいる場所、または出かけたところにあったお店が基本でわざわざ電車に乗って食べに行ったりまではしない。
そんなボクが定期的にどうしても食べたくなるのがここ。
北習志野の西口にある大勝軒。
わが沿線(新京成線)が誇る名店です。
13時過ぎだったので「行列は30人くらいかな・・・」とか思いつつ到着。
行列はちょうど25人。
ボク的には「ラッキー!」です。
ボクが並ぶとすぐに後続ができる。
ガイドブック片手にきた熟年夫婦のご主人が「なんだこりゃ」と一言。
そして、奥さまに「こんなに並ぶなら調べておかなきゃダメだろう」と怒りながら離れていく。
奥さま、ちょっとお気の毒です ・・・
前に並んでたガテン系のお二人。
電話が入っていましたがすました声で「いま、食事中ですので終わったら折り返します」(笑)
ボクだってそう言うなぁ(笑)
最後尾から暖簾の前まで約40分。
ボク的には、このお店で、このくらいの待ち時間なら、むしろLUCKY!
ボクがこのお店を好きなところ・・・ラーメン屋さんであること。
メニューはこれだけ!
サイドメニューもないし、アルコールで儲けようという気もなさそうなのはメニューを見ていただければわかりますよね。
ボクはラーメンを美味しく食べたい一心でビールで食欲を増進!
厨房の様子を伺いながら待ちきれないボクは割りばしを割ってスタンバイ(笑)
この日はワンタンメン。
最近、ここにくるとこれです。
煮干しの香りをかいだ瞬間、舌の記憶が蘇り「よーし」という気分に。
この日のスープも隙無し。
最初の一口が強烈に心身に沁みた。
いわゆる永福町系の煮干しが全面にくるスープだが、このスープの素晴らしさはバランスにあるような気がする。
いわゆるラヲタの方も遠方から訪れるお店ですが、圧倒的に中心は地元の民。
熟年のご夫婦、ファミリーなど明らかにリピーターに見える人も多い。
ボクも含めて地元にこんなお店があるのは幸せなことだ。
最近、ラーメンの玉子は煮玉子が主流だけど、こちらはゆで玉子。
ボク的には茹で玉子とここのスープが合わさるとノスタルジックな味わい。
チュルンとした食感のワンタンもスープによく馴染む。
麺も多いからお腹がいっぱいになれます。
そしてお会計のとき、思わず「美味しかったあわぁ」と言ってしまうのもいつものこと。
黙々とラーメンを作り続けるご主人が格好いい。
外に出たのは14時。
20人くらいの人が大人しく行列していた。