美味いもの日記 2013年4月26日     ふぢの@築地 | 美味いもの日記

美味いもの日記

ボクの好きなお店

この日の午後は埼玉方面まで営業さんたちと一緒に出かけることになり早めのランチ。

時間がないから近場で且つサッと食べれるもににせねば・・・

$美味いもの日記

時間がないと言いながら掲示板の前で裸現金はいくらだろう?とか、焼いた鮎で一杯飲みたいとか思っていたボク。

「お買い物・ご飲食は水神様通りで」と書かれていますがこの水神様通り、端から端で30m程度だろうか。

$美味いもの日記

でも、こうして見るとボクのランチの環境は素晴らしく恵まれているとあらためて思います。

この日はこちら、ふぢのへ。

$美味いもの日記

築地市場をうろちょろし始めた頃、朝8時半にこちらにきたら、まさに築地で働く男たちで埋め尽くされていたことがあり驚いたことがある。
労働を終えた男たちが寡黙にワシワシとかき込む様はなんとも壮観だった。

こちらのお店で有名なのはこれチャーシュー。

$美味いもの日記

チャーシュー一本お持ち帰り、やってみたいですね。

あと、シュウマイも美味しい。
築地市場内にはもう一店、やじ満という中華屋さんがありますが、そちらもシュウマイがよく出ます。
築地で働く男の主食の一つなのでしょうか?

$美味いもの日記

目の前にはジャイアンツ・原監督のサイン。

$美味いもの日記

ボクが着席と同時に向かい側のカウンターへ新しいお客さん。
50歳くらいの男性と目視年齢20代後半の女性。
女性も作業着を着ていて築地市場の働く仲間という感じですね。
着席するなり男性が「冷やし中華と、チャーシューメン」

しばらくしてお店の方がチャーシューメンを男性の前に置いたら、女性が「あ、それ私です」

そして汗をかきかき食べるこのお姉さん。
いいですね(*^▽^*)

労働が肉体性を失いつつある近年ですが、あらためてリアルに汗をかいて働き、汗をかいたぶんをまた食べるって生きることの原点のような気がします。
ボクは男女問わずリアルに汗をかいて働く人って好きです。

ボクはチャーシューワンタンメン。

$美味いもの日記

スープはボクたちの世代にとりクラッシックな味。

$美味いもの日記

醤油がやや濃いめなのは築地で働く人へ向けて作っているからでしょうか。
汗を流した後に食べる食事としてはこのくらいの濃さが喜ばれるような気がします。

$美味いもの日記

顔をあげたら前のお姉さんがけっこうな勢いで食べています ・・・ 負けてられない(笑)

$美味いもの日記

あまり分厚くはないけど横に広いタイプのチャーシューはスープに浸して食べます。
最近のラーメン屋さんのチャーシューとは違うボクたち世代の原体験にあるチャーシューです。

$美味いもの日記

前のお姉さんに負けないようにガツガツと食べたボク。

ふーっと一息ついて最近お姉さんみたいな食べ方はしていないなと思う。
(リアルに汗をかいて働き、そして食べるという意味です)
考え出すとモヤモヤしそうだがこの日は時間がなかった。

人生から肉体性を失わないように ・・・ ボクなりに考えてみようっと。