今日は雨でしたが、ちょっとX70を持って公園を歩きました。
傘を差しながら適当にパシャパシャ撮りましたので使用感をレポートしたいと思います。
ビニール傘に落ちてきたもみじを取りました。
AFの速さはそれほど速くはないものの気になる遅さではないです。
でもハイエンドコンデジの中では遅い部類になりそう。
AF性能もそれほど優秀とは感じませんでした。
天候悪くて暗い、かなり悪条件だったというのもありますが、ちょっと迷うこともありました。
それにAFポイントが意外に大きくてマクロ的な撮り方をする場合
「この花びらにピントを合わせる」とか「このめしべに合わせる」ということは出来ないです。
おおざっぱに「この花に合わせる」といった感じになります。
それから、絞りリングが意外と使いにくいと感じてしまいました・・・。
左手に傘、右手にカメラという状況の中だと、どうしても片手で何でもやりたくなるのですが
レンズ部のリングを回すには絶対に両手が必要です。
その点、一眼レフ(D810)のように、前ダイヤルで絞り、後ろダイヤルで露出を設定できる方が便利かもしれません。
まぁ一眼レフは重いので結局両手使うんだけど(^^;
たしかGRは前後ダイヤルがあって出来た気がするなぁ・・。
アナログ操作が大好きな一部のマニア以外は素直にGRを買った方が良さそうですw
良いところは、高感度の画質。
ISO3200の画質です。
ピントが手前の柄杓の上に乗っているもみじに合わせたかったのですが
それよりちょっと手前に合ってしまっていますが・・。
高感度画質は一眼に十分匹敵するレベルだと思います。
一眼と同じセンサーなので当然といえば当然ですが、APS-Cの中でも優秀な方だと思います。
高感度が必要な室内、例えば、レストランで料理を撮るとか、カフェでボケを活かした写真を撮るような使い方だとかなり活躍すると思います。
このカメラは、どこかの記事で「最高のスナップシューター」とか書いてた記事を見た気がしますが、スピーディーにパシャパシャ撮るというよりも、一つの被写体をじっくり撮るというスタイルが合っていると思います。
28mmでズームも出来ないし、マニアックな操作系を採用しているところからしても、そういうコンセプトのカメラだと思うんですけど。
そんなわけで、旅行とかで一眼レフをメインに、でもちょっと大きなカメラを出しづらい場所はこのカメラで。
といった一眼レフのサブ機というポジションなら良さそうかなと思いました。
逆に旅行はコレ一つで。という使い方は厳しそうです。
そりゃ28mmで撮れないモノは諦めるって潔さがあれば問題ないでしょうけど(笑)
道具は適材適所ってことで、いろいろ不便もある機種ですが
この機種にしか無い質感というか、佇まいというか。
そんな味のある機種ですので、それが好きな人は買って良い機種だと思います。