高等養護学校訪問 | あなたが幸せで在りますように

あなたが幸せで在りますように

人と違う個性を輝かせて、自分も人も許し愛し、せっかく生まれて来たこの人生を幸せに生きていけるように応援しています。

まだ先のことなのだけれど、


養護学校で話法接遇の講師をすることになり


今日はその学校を訪問してきました。


私は障害をもっている子達が大好きです。


あのキラキラした目と純粋さがにじみ出ている


あの子達が大好きです。


理由は私にも障害を持った息子がいたからです。


息子今は天国に逝ってしまったけれど、


息子から私は人間という者の可能性や


ただただ存在を愛するということを教えてもらいました。


そして、息子を通して同じように重度の障害を持っている子達と出会い


日常的なことが何もできなくても、


人を幸せな気持ちにしていける子供たちとたくさん出会いました。


みんなとっても笑顔が素敵でとってもキラキラした子達でした。


そんなこともあって、私は障害がある子達が大好きです。


でも、息子が亡くなってからは


障害を持った子達とのかかわりもなくなってしまいました。


ですので、知的障害を持っている子達の学校ってどんなところで


どんな子達に出会えるのだろう♪と楽しみに出かけた私。


思った通りに


みんなとってもよい生徒さんばかりでした。


まずいいのは、しっかりとあいさつができること。


私を見かけるとすぐに


「こんにちは~」


と声をかけてくれるのです。


こういうこと、一般の高校生ではももう見られない姿です。


こいつなんだ??という目を向けることもなく


ウエルカムなのです。


感動でした。授業態度もとてもよくて


一人ひとりがとても真剣に授業を受けていました。


授業の内容は就職に結びつくようにという作業がほとんどだそうで


職業訓練を真剣にしている姿に胸を打たれました。


案内してくれた先生に


「生徒さん達はみんな素直で真剣に授業を受けていてすごいですね」


といったところ


「この子達はそれがなかったら、どこも雇ってくれないよ。いつも素直に人のい


うことを聞き、一生懸命に頑張れと言っています」


とおっしゃっていました。


この言葉にものすごい衝撃を受けました。


ああ、自分の強みがなんだか分からないと悩んでいる健常の子達と比べたら


なんてひたむきな姿勢なのだろうと。


生きること、生活していくこと、自立していくことに真剣に向き合い


少しでもできることをもくもくとしてそれを喜びにできる


本当に素晴らし子ども達だと感じました。


そう感じたら


思わず涙がでてしまいました。


そして湧き上がる思い。


この子達のために何かしたい!!


私ができることを全力でしたい。


私は大きなことはできないけれど、


何ができるのか考えて、小さいことでもいいから


この子達の未来を開拓するお手伝いをしたと心から思いました。


天国の息子分までこの子達が幸せに生きていける世の中作りのお手伝いをし


たい!!


まずは、9月。


この子達が就職先で愛されるようにマナーや接遇について


講座をすることからスタートです。


そして、この子達を受け容れてくれる人をたくさ作り


仕事にもどんどんつける環境作りを創るための架け橋的な役割が


したいなと思いました。


また一つ、夢ができました。


頑張ります!!