上尾で明坂聡美 | (新)昭和35年生まれのアニメファンのブログ

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 昭和35(1960)年生まれのアニメファンのブログです。
 60過ぎの独身男がいまだにアニメが好きで、
「キュアマリンは俺の嫁~」とか言ってるのは見苦しいと思いますが、
自分でも人としてダメダメだということは自覚しているので
見逃していただければ幸いです(苦笑)。

 アリオ上尾で明坂聡美さんのトークショーを聴いてきました。

 私は朝から並んで観覧席の整理券をゲットしましたが、
観客はそれほど多くなく、開始時刻に行っても座れたみたいです。
明坂さんってアニメファンには知られてるけど、
アリオに来るような一般人の知名度は低いのかも?
宣伝の放送で『ウマ娘 プリティーダービー』『アカメが斬る!』
『探偵オペラ ミルキーホームズ』『家庭教師ヒットマンREBORN』
に出てる声優と言ってましたが、今一つアピールが弱い感じで
埼玉県出身の声優と補足してました。

 トークショーはMCの方が明坂さんに質問する形で進みました。
芸能界に入ったのは『東京ミュウミュウ』のイベントに
参加賞の非売品チャーム目当てで応募したのがきっかけで、
参加賞は落ちた人が貰えて、
1位の副賞はプレステ2で、ゲームをする文化が無かったので、
合格は半分くらい悲しかった。
しかし所属した事務所のスペースクラフトには声優もいて
声優をやりたいと言えたので、結果良かった。
仕事で声優をやるようになって印象が変わったことは、
視聴者として見ていたアニメと違って絵が出来ていなくて
棒人間とキャラクターの名前が書かれた映像を見て
アフレコしたこと。
『らき☆すた』のアニメは仕上がっていた。
パクが小さい口でも付いてて、
その口の尺に合わせるのはタイム感が難しかった。
京アニの表現は空気感があって、
口が出てなくて足だけのシーンもあり、
動いてる間しゃべるのは難しく、
掛け合ったり、こんな高度なことをするのかと戦慄した。
仲が良い声優さんは斎賀みつきさんとか。
車が好きなので、みんなで伊勢に行ったりした。
『東京ミュウミュウ』いちご役の中島沙樹さんは
当時20代で、大人になってから友達になって遊んでいる。
20年前からの付き合い。
声優さんは、オーディションでは役を奪い合うが、
みんな良い作品を作りたいので、協調性があって仲が良い。
『しゅごキャラ』は1年とか2年とか長いスパンで、
遊びに行こうぜと言っていた。
最近はワンクールとか3ヶ月が多いが…
仕事の時のこだわりは、4色ボールペンを使うこと。
黒で修正を書き、赤で自分のマイクの場所、
緑で別録り、青で抜き録り(マイクが空く)を記入する。
黒ペンだけの人は間違って違う人のマイクを
使うことがあった。
コロナ禍でそんなにマイクワークは無かったが、
現場によってマイクワークが復活してきている。
トレーニングでやっていることは、
「あいうえお いうえおあ うえおあい えおあいう おあいうえ」
を早く言う。
しかし、台本に書いてないと言えず、早口言葉は苦手。
…といった話がありました。

 それから妹か弟、会社の先輩、お嬢様風の
シチュエーションのセリフを
観客の人の名前を入れて言うというのをやり、
それぞれキャラクターらしく演じていて
さすが声優さんだと思いました。
 最後に来週上尾のDream声優オーディション2023がある
という告知があり、一言と言われて明坂さんは
アニメは基本オーディションで勝ち取ってやるもので、
みんな落ちるのは経験している。
オーディションでは気張らず平常心で。緊張感も大事。
…と、おっしゃっていました。

 上尾のDream声優オーディション2023のゲストは
人気声優の岩崎諒太さん…って書いてあったけど、
私は若手の声優さんはよく知らない
(『ヒプノシスマイク』の白膠木簓とかわからない)
ので、来週は行かないつもりです。

 第2部もトークショーの流れは同様でしたが、
質問などは異なり、違う話が聴けました。
声優としての初めての仕事は『恋風』で、プレスコで
絵が無いので想像しながら演じた。
絵が出来上がって修正する時アフレコを体験した。
音響監督という存在を知らず、この人誰?と思ったら
岩浪音響監督だった。
芸能界に入ったのが13歳、収録したのは15歳、
高校1年生で社会経験無し、放送された16歳でデビュー
…というような話がありました。