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韓国、北へのコメ支援を延期=韓国日報

【ソウル24日】24日付の「韓国日報」は、韓国は米国の要請に同意して、北朝鮮が6カ国協議での核解体の合意を尊重するまで、同国へのコメ支援を行わないことを決めたと報じた。同紙は外交筋からの情報として、在ソウル米大使館を通じて要請が行われたと述べている。(写真は、北朝鮮の農作業風景)
 韓国は4月の南北経済協力推進委員会で、北朝鮮に対するコメ支援を再開して計40万トンのコメを送ることに合意した。韓国政府当局者は、北朝鮮が非核化への初期段階の措置を実施するとの条件で、最初の支援が5月下旬に行われると述べていた。
 聯合ニュースが匿名の政府高官の話として伝えたところによると、韓国政府はまだ輸送のための船を雇っておらず、またコメの買い付けも完了していないため、物理的にみて5月末までに第1陣のコメを届けることは困難だという。
 統一省のスポークスマンは、同省は米国からの要請を受け取っておらず、コメ支援が遅れるかどうか分からないと述べた。 〔AFP=時事〕

時事ドットコム:韓国、北へのコメ支援を延期=韓国日報

【社説】北核の進展なければコメ支援は延期すべき



政府が対北コメ支援をめぐって頭をかかえているという。4月末の南北経済協力会談でコメを積んだ最初の船の出港日時を5月末としたが、これが事実上不可能になったからだ。6カ国協議の「2.13合意」のうち、初期措置さえ履行されないことを意識した政府が準備作業をてきぱき進められないでいたのだ。

「2.13合意」は100日が経ったが、バンコデルタアジア(BDA)に凍結された北朝鮮資金の送金問題で足踏みし、いつ履行されるかはるかに遠い状態だ。BDA問題自体も同じだ。宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商部長官はおとといも「解決の時間表を決めるのはまだ早い」と言及したほどだ。南北経済会談韓国側首席代表である陳棟洙(チン・ドンス)財政経済部第2次官は、会談が終わった後、コメ支援と2.13合意履行は連携されるとはっきりと明らかにしている。「合意書には『5月末出発』となっているが、北朝鮮が2.13合意を履行しなければ合意どおりの進行は難しいという点を北側に念を押した」と強調した。政府としてもコメを送ることが本当に不如意な状況になったわけだ。一方、この場合、北朝鮮の反発で南北対話断絶などの事態がもたらされることもこの政府としては避けたいはずだ。悩まざるを得ない。

しかし結論から言えば悩む事案ではないということを言いたい。原則から脱しなければ問題になることは何もないからだ。陳次官がコメ支援と2.13履行を公開的に連携した以上、彼の発言は政府政策の揺るがない基準とならなければならない。そうではなくて「南北対話」しか見えなくなってコメ支援を強行したのなら、政府はいったいどうなるか。国民からの信頼はガタ落ちするのではないか。

政府は3月の長官級会談のときも最初はコメ支援を論議しないとしながら、事実上支援を約束するという二重性を見せた。これでは対北政策を効果的に推進することはできない。今回だけは原則を明らかにしたらそれを確実に守るという、堂々たる姿勢を見せてほしいと思う。


【社説】北核の進展なければコメ支援は延期すべき

北朝鮮、ベトナムのように「実用主義的」になるべき=米国務次官補

 【ハノイ 24日 ロイター】 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表を務めるヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は24日、北朝鮮について、世界に対して実用主義的なアプローチをとったベトナムに倣い、貧困からの脱却を目指すべきとの見方を明らかにした。

 当地の記者会見で述べた。同次官補は、今週の東南アジア歴訪では北朝鮮の当局者と会う予定はない、と述べた。また、北朝鮮は核施設の稼動を停止するという「自らの仕事を実行するべき」との見方を示した。 

 同次官補は、マカオの銀行にある北朝鮮資金の返還問題については、問題は解決されるだろう、と述べた。ただ同時に、北朝鮮は核施設を停止するのに資金の返還を待っているべきではない、との姿勢を示した。

 同次官補は「北朝鮮は自ら国際原子力機関(IAEA)に接触し、核施設停止に向けたプロセスを開始するときだ」としている。

 マカオの銀行の北朝鮮資金2500万ドルは、返還手続きが滞っており、北朝鮮は、4月が期限だった核関連施設の停止を実施していない。

 同次官補は「われわれは資金問題で非常な努力をしている。この問題は解決されるだろう」と述べた。具体的な解決策については明らかにしなかった。

2007/05/24 15:47

北朝鮮、ベトナムのように「実用主義的」になるべき=米国務次官補