【社説】北核の進展なければコメ支援は延期すべき | trycomp2のブログ

【社説】北核の進展なければコメ支援は延期すべき



政府が対北コメ支援をめぐって頭をかかえているという。4月末の南北経済協力会談でコメを積んだ最初の船の出港日時を5月末としたが、これが事実上不可能になったからだ。6カ国協議の「2.13合意」のうち、初期措置さえ履行されないことを意識した政府が準備作業をてきぱき進められないでいたのだ。

「2.13合意」は100日が経ったが、バンコデルタアジア(BDA)に凍結された北朝鮮資金の送金問題で足踏みし、いつ履行されるかはるかに遠い状態だ。BDA問題自体も同じだ。宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商部長官はおとといも「解決の時間表を決めるのはまだ早い」と言及したほどだ。南北経済会談韓国側首席代表である陳棟洙(チン・ドンス)財政経済部第2次官は、会談が終わった後、コメ支援と2.13合意履行は連携されるとはっきりと明らかにしている。「合意書には『5月末出発』となっているが、北朝鮮が2.13合意を履行しなければ合意どおりの進行は難しいという点を北側に念を押した」と強調した。政府としてもコメを送ることが本当に不如意な状況になったわけだ。一方、この場合、北朝鮮の反発で南北対話断絶などの事態がもたらされることもこの政府としては避けたいはずだ。悩まざるを得ない。

しかし結論から言えば悩む事案ではないということを言いたい。原則から脱しなければ問題になることは何もないからだ。陳次官がコメ支援と2.13履行を公開的に連携した以上、彼の発言は政府政策の揺るがない基準とならなければならない。そうではなくて「南北対話」しか見えなくなってコメ支援を強行したのなら、政府はいったいどうなるか。国民からの信頼はガタ落ちするのではないか。

政府は3月の長官級会談のときも最初はコメ支援を論議しないとしながら、事実上支援を約束するという二重性を見せた。これでは対北政策を効果的に推進することはできない。今回だけは原則を明らかにしたらそれを確実に守るという、堂々たる姿勢を見せてほしいと思う。


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