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米下院議員、北朝鮮送金問題で監査要請=合法性に懸念、決着に影響も

【ワシントン12日時事】米下院外交委員会のロスリーティネン共和党筆頭理事らは12日、マカオの金融機関バンコ・デルタ・アジア(BDA)の口座で凍結されていた2500万ドルの北朝鮮資金の送金について、米国法や国連決議との整合性に疑念があるとして、議会付属機関の政府監査院(GAO)に監査を要請した。
 この問題ではロシアの民間金融機関を通じて送金する方向で最終調整が進んでいる。有力議員が異議を唱えたことで、6カ国協議で合意された北朝鮮の核施設稼働停止を左右する送金問題の決着に影響を及ぼす恐れもある。

時事ドットコム:米下院議員、北朝鮮送金問題で監査要請=合法性に懸念、決着に影響も

妻2人きょう逮捕状 よど号犯 石岡、松木さん拉致関与

 一九八〇年に欧州で消息を絶ち、その後北朝鮮に渡ったとされる石岡亨さん=失跡当時(22)=と松木薫さん=同(26)=の拉致事件について、よど号ハイジャック犯の妻二人が関与した疑いが強まったとして、警視庁公安部は十三日、結婚目的誘拐容疑で二人の逮捕状を請求、近く国際手配する方針を固めた。 

 二人は、よど号グループリーダーの故田宮高麿・元赤軍派幹部の妻、森順子容疑者(54)と、若林盛亮容疑者(60)=よど号事件で国際手配=の妻若林(旧姓黒田)佐喜子容疑者(52)。二人は旅券法違反容疑で、既に国際手配されている。

 これまでの公安部の調べでは、故田宮元幹部の指示で二人は八〇年五月ごろ、石岡さんと松木さんをスペインのマドリードからウィーンに連れ出し、同六月にモスクワ経由で北朝鮮へ連れて行った疑いが持たれている。

 欧州を舞台とした日本人拉致事件では、元神戸外大生有本恵子さん=同(23)=への結婚目的誘拐容疑で、よど号メンバーの安部(本名・魚本)公博容疑者(59)らが国際手配されている。公安部が当時の関係者からあらためて事情聴取したところ、グループが同志を増やすために二人を拉致した疑いが強まった。

 石岡さんは北海道出身で、松木さんは熊本県出身。

 北朝鮮側は、石岡さんについて、有本さんと結婚し女児をもうけたものの八八年に家族全員がガス中毒で死亡した、と説明し、一方の松木さんについては、九六年に交通事故死した、としている。

東京新聞:妻2人きょう逮捕状 よど号犯 石岡、松木さん拉致関与:社会(TOKYO Web)

『よど号』暗部解明なるか 石岡さんら失跡27年 実家への手紙突破口

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 石岡亨さん=失跡当時(22)=と松木薫さん=同(26)=拉致に関与したとして十三日、警視庁公安部がよど号ハイジャック犯の妻二人の逮捕状を請求し、一九八〇年の失跡から二十七年の歳月を経て捜査が動きだす。そのきっかけには、石岡さんが必死の思いでつづった一通の手紙があった。十三日は松木さんの五十四回目の誕生日。警察当局は、欧州を舞台としたよど号グループの拉致工作の全容解明を進める。 

 石岡さんは八〇年三月、「チーズなどの技術を学びたい」と欧州へ旅立った。翌月にはスペイン・バルセロナの動物園で、よど号犯の妻で拉致実行犯とされる森順子容疑者(54)と若林佐喜子容疑者(52)の二人と肩を並べ、写真に納まっている。同年六月、家族あての絵はがきが届いたのを最後に失跡。マドリードに語学留学中に石岡さんと知り合った松木さんも、ほぼ同時期に消息を絶った。

 やがて八八年九月、石岡さんの実家に一通の手紙が届いた。

 石岡さんと有本恵子さん=同(23)=の写真が同封され、「私と松木さん、途中で合流した有本恵子君ともども平壌市で暮らして居ります」「事情あって、欧州に居た私たちはこうして北朝鮮にて長期滞在するようになりました」などと消息が記されていた。

 手紙は、平壌を訪れたポーランド人にこっそりと渡されていた。警察当局はこの手紙から「三人は北朝鮮に拉致された」との疑惑を深めることになる。

 事態が動いたのは二〇〇二年三月。よど号事件の実行犯の元妻(51)が、八三年に英国留学中の有本さんに接近し、アルバイト話を持ちかけながらデンマークへ誘って、北朝鮮に送り出した、と証言。「故田宮高麿リーダーの指示で既に獲得した男性と結婚させるため」とその目的を語った。

 そして、〇二年九月の日朝首脳会談。北朝鮮が石岡さんら三人の拉致を認めて謝罪した。警視庁は同月、デンマークで有本さんの北朝鮮出国を仲介したと元妻が指摘する安部(本名・魚本)公博容疑者について、結婚目的誘拐容疑で逮捕状を取得。元妻が言う「獲得した男性」は石岡さんと松木さんとみられ、北朝鮮側の説明では、有本さんは石岡さんと結婚したとされる。

 しかし、よど号グループは、元妻の証言について「事実に反する」と主張。石岡さんには「偶然出会っただけ」とし、松木さんについては「面識すらない」として、欧州での拉致事件への関与を全面否定した。また北朝鮮側は「拉致によど号犯との関連は解明されていない」と説明している。

東京新聞:【関連】『よど号』暗部解明なるか 石岡さんら失跡27年 実家への手紙突破口:社会(TOKYO Web)