北朝鮮拉致に関 与、元赤軍派メンバーら2人の妻に逮捕状
【6月14日 AFP】警視庁は13日、元赤軍派メンバー2人の妻に対し日本人の北朝鮮への拉致に関与したとして逮捕状を取った。
森順子(Yoriko Mori、54)、若林佐喜子(Sakiko Wakabayashi、52)両容疑者は、日本初のハイジャック事件となった、1970年の日本航空(Japan Airlines)国内便のハイジャック事件で北朝鮮に渡った赤軍派メンバーと結婚し、同国に在住しているとみられている。
警視庁の広報担当は、両容疑者を国際指名手配者リストに載せるよう国際刑事警察機構(Interpol、ICPO)に要請したと発表。
森、若林両容疑者は、1980年に欧州旅行中の日本人男性2人の拉致にかかわったとされている。
松木薫さん(Kaoru Matsuki、失跡当時26)と石岡亨さん(Toru Ishioka、同22)は1980年5月ごろ行方不明となり、その8年後に石岡さんの家族は石岡さんから手紙を受け取ったが、そこには石岡さん、松木さんそしてもう1人別の日本人が北朝鮮にいると書かれていた。(c)AFP
北朝鮮拉致に関与、元赤軍派メンバーら2人の妻に逮捕状 AFPBB News
「よど号」妻:石岡さんら誘拐容疑で逮捕状
欧州から松木薫さん(失跡当時26歳)と石岡亨さん(同22歳)を拉致したとして、警視庁公安部は13日、70年に日航機「よど号」を乗っ取ったメンバーの妻2人について、結婚目的誘拐容疑で逮捕状を取った。北朝鮮による拉致事件でメンバーの妻に逮捕状が出たのは初めて。2人は北朝鮮に滞在しており、公安部は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配の手続きに入った。14日以降、関係先二十数カ所を家宅捜索する。政府は13日、北朝鮮に両容疑者の引き渡しを請求した。
2人は森順子(54)と黒田(現姓・若林)佐喜子(52)の両容疑者=ともに旅券法違反容疑などで国際手配。
よど号グループをめぐっては、有本恵子さん(同23歳)拉致事件で、02年にメンバーの魚本(旧姓・安部)公博容疑者(59)が同容疑で国際手配された。松木さんらの事件の立件も検討されたが、失跡場所のウィーンでの証拠が乏しく、捜査は進展しなかった。
このため公安部はスペインでの石岡さん、松木さんの行動に注目。昨秋、2人や両容疑者と行動を共にして帰国した日本人姉妹の1人をスペインに同行して事情を聴き直した。その結果、両容疑者が2人をアパートに招いて信頼関係を築こうとしていたことが判明。同じようにアパートに招かれた姉妹も「一緒にウィーンに行こう」と誘われていたことが分かった。
石岡さんは森容疑者らと写真に納まっていた。欧州や北朝鮮から日本に出した手紙からも、拉致の疑いが強いとされてきた。松木さんについては今年2月、失跡前に日本で交際していた女性が「1年たったら戻るから待っていてと言われた」と証言。在学中だった大学の教官からも「1年間留学してきますと言っていた」との証言を得た。
こうした証拠から、公安部は2人が森容疑者らにだまされて北朝鮮に渡ったと判断、結婚目的誘拐容疑での立件に踏み切った。両容疑者の帰国の可能性は既に逮捕状が出ていた拉致事件の容疑者より高いとみられ、警察幹部は「これまでと比べてより重みのある逮捕状だ」と語った。
毎日新聞 2007年6月14日 3時00分
「よど号」妻:石岡さんら誘拐容疑で逮捕状-事件:MSN毎日インタラクティブ
北資金移管「数日で解決」=米の保証が条件-ロシア次官
【モスクワ13日時事】ロシアのロシュコフ外務次官は13日、マカオの金融機関バンコ・デルタ・アジア(BDA)で凍結されていた北朝鮮資金の移管問題で、「(ロシアの銀行に制裁を科さないという)米国の保証が必要だが、われわれは原則的に準備ができており、数日のうちに問題は解決されるだろう」と述べた。ロシア政府当局者が、北朝鮮資金の受け入れを公式に容認したのは初めて。
北朝鮮は送金が実現しないことを理由に、6カ国協議で合意された核施設の稼働停止など「初期段階措置」の履行を拒否しているが、ロシアの金融機関を通じた送金が実現すれば、6カ国協議再開に向けた動きが本格化するとみられる。
時事ドットコム:北資金移管「数日で解決」=米の保証が条件-ロシア次官