めぐみさん の心境重ねて・川崎の歌手ら、沖縄民謡をCDに
北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失跡当時(13)=や、父滋さん(74)、母早紀江さん(71)を応援しようと、横田夫妻が住む川崎市のソプラノ歌手らが、めぐみさんが母を思う心情を歌ったような沖縄民謡「母恋し」を収録したCDを販売している。
歌っている桜井純恵さん(39)は「多くの人が拉致問題への関心を高めてくれれば」と期待を寄せており、CDの売り上げの一部を拉致被害者家族会に寄付する。
「母恋し」は沖縄の音楽家宮良長包が1925年に作曲。久米島に伝わる母子の悲話を題材にしたとされる。
めぐみさんが小学校で合唱部に入っていたことを知った那覇市出身で川崎市の主婦上原紀江さん(60)が「『あの島に 母上います ああ恋し…』の歌詞はめぐみさんの心境と同じではないか。横田夫妻に聞いてもらいたい」と桜井さんにカバーを依頼。原曲は明るい雰囲気の曲だが「めぐみさんは涙を浮かべて歌うのでは」と考えてレコーディングしたという。〔共同〕(14:35)
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北朝鮮核:IAEAに5施設の監視・検証認める
【ウィーン会川晴之】国際原子力機関(IAEA)は3日、北朝鮮核施設の監視、検証に関する報告書を理事会各国に配布した。北朝鮮は、寧辺(ニョンビョン)にある5000キロワット黒鉛減速炉など5施設の停止・封印に同意したほか、停止・封印状態を監視・検証するため、必要な機器設置や施設訪問をIAEAに認めたと報告した。
毎日新聞が入手した報告書は4ページ。停止・封印対象施設は、5000キロワット黒鉛減速炉に加え▽使用済み核燃料再処理施設(寧辺)▽核燃料加工施設(同)と、工事中の▽5万キロワット黒鉛減速炉(同)▽20万キロワット黒鉛減速炉(泰川=テチョン)の五つ。また、北朝鮮は今後、核施設の設計変更や核物質の移転を行う際は、事前にIAEAに通知することに合意した。
一方、IAEAは停止・封印や監視にかかわる費用を07年度は170万ユーロ(約2億7000万円)、08年度は220万ユーロ(約3億5000万円)と試算、「資金がある限りは活動を続ける」と、加盟各国に追加拠出を求めた。
毎日新聞 2007年7月3日 20時04分 (最終更新時間 7月3日 23時27分)
北朝鮮核:IAEAに5施設の監視・検証認める-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ
北朝鮮核:燃料棒全量再処理か 寧辺貯蔵施設に見当たらず
【ウィーン会川晴之】北朝鮮の寧辺(ニョンビョン)の核燃料棒貯蔵施設に、使用済みの核燃料棒が一本も保管されていないことが2日わかった。同施設を訪れた国際原子力機関(IAEA)のハイノネン事務次長が確認、IAEA筋が毎日新聞に明らかにした。北朝鮮が、合計1万6000本の使用済み核燃料棒をすべて再処理して核兵器の原料となるプルトニウムを抽出した可能性のほか、貯蔵施設以外に移設した可能性も残る。IAEAは、北朝鮮との今後の協議で実態を把握する方針だ。
寧辺の5000キロワット黒鉛減速炉は、8000本の核燃料棒を使用する。02年12月に北朝鮮がIAEA査察官を国外追放した際には、8000本の使用済み核燃料棒が貯蔵施設に保管され封印されていた。北朝鮮は封印を解いて核燃料棒を再処理施設に移管し、03年5月に再処理を終えたと発表している。
米民間シンクタンク「科学・国際安全保障研究所」のオルブライト所長は、この8000本の使用済み核燃料について「核兵器4~5個分に相当するプルトニウム約25キログラムが含まれていた」と分析している。
北朝鮮は03年1月、新たに核燃料棒を黒鉛減速炉に装てんして運転を再開、再び抜き出して05年5月に再処理を実施したと発表している。これが事実とすれば、合計1万6000本の使用済み核燃料棒を全量再処理したことになるが、訪朝した米国の科学者らが「核燃料棒貯蔵施設には核燃料棒は無かった」と証言した以外は、これまで確認が取れていなかった。
IAEAのハイノネン事務次長ら実務代表団は28~29日の2日間、停止・封印作業の準備のため寧辺の核施設を訪問、黒鉛減速炉や核燃料棒貯蔵施設などの施設を視察した。ただ、寧辺には100を超す建物があると言われ、全容把握にはほど遠い状況にある。
毎日新聞 2007年7月3日 15時00分
北朝鮮核:燃料棒全量再処理か 寧辺貯蔵施設に見当たらず-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ