横田さん“もっと怒りを”
拉致問題の解決の糸口が見えず、こう着状態が続くなか、拉致被害者、横田めぐみさんの両親が神奈川県で講演し、「30年たってもいまだに解決しない拉致問題に日本全体がもっと怒りを持ってほしい」と訴えました。NHKニュース
1日、神奈川県大和市で開かれた講演会には500人余りが詰めかけました。この中で、横田めぐみさんの父親の滋さんは「去年9月を最後に日本と北朝鮮の直接協議が行われず、被害者家族は皆焦りの気持ちを持っています」と述べ、拉致問題の解決のために世論の力を貸してほしいと呼びかけました。続いて、母親の早紀江さんが「めぐみが北朝鮮にいることがわかって10年がたち、北朝鮮が『めぐみのものだ』として出してきた遺骨が別人のものであることがわかったのに、いまだに救出できておらず、きょうも北朝鮮で助けを待ち続けています」と話しました。そのうえで「日本政府もきぜんとした姿勢を見せないとあなどられたまま終わってしまうのではないかと心配でなりません。すべての被害者がタラップから降りて来られる日まで、日本全体が怒りを持ち続けてほしい」と涙ながらに訴えました。