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米朝平和条約構想、中国主席に伝達=06年4月にブッシュ大統領

【ワシントン7日時事】2006年4月に中国の胡錦濤国家主席が訪米した際、ブッシュ大統領が米国と北朝鮮の平和条約締結構想を胡主席に伝えていたことが、7日までに分かった。米ワシントン・ポスト紙の外交専門記者グレン・ケスラー氏がライス米国務長官の外交政策について書いた新著「コンフィダント(腹心)」の中で複数の米当局者の話を基に明らかにした。

時事ドットコム:米朝平和条約構想、中国主席に伝達=06年4月にブッシュ大統領

横田夫妻「また裏切られた」 日朝作業部会

 六カ国協議の日朝国交正常化作業部会で、拉致問題に新たな進展がなかったことについて、拉致被害者横田めぐみさん=失踪(しっそう)当時(13)=の父親で拉致被害者家族会代表の滋さん(74)と妻の早紀江さん(71)は六日夜、川崎市のホテルで記者会見し「これまでも節目で進展はあると思っても裏切られてきたが、今回も同じだった」と険しい表情で心情を吐露した。

 今後も日朝間で作業部会を頻繁に開き、対話路線を維持することが合意された点に滋さんは「北朝鮮側は多少、再調査などの含みを持たせたのかもしれないが、改善につながったとはいえない」と語った。

 早紀江さんは「年をとった私たち家族には時間がない。向こうの指導者(金正日総書記)に直接、私たちの声が届かないと進展しないと思う」と、声を絞り出し、日本政府に打開策を期待した。

中日新聞:横田夫妻「また裏切られた」 日朝作業部会:北朝鮮問題(CHUNICHI Web)

オペラ:拉致問題モチーフ「祖国」 西宮の正岡さん創作、9日に吹田で初演 /大阪

 大阪中央病院長などを務めた医師、正岡昭さん(77)=兵庫県西宮市=が北朝鮮による日本人拉致問題をモチーフとしたオペラ「祖国」(全3幕)を完成させた。70歳を過ぎてから音大で聴講生として学んだ正岡さん。9日午後3時から吹田市泉町のメイシアターで自らタクトを振って初演する。医師、弁護士をはじめ正岡さんの音楽仲間や関西歌劇団所属の歌手、プロの奏者ら約60人が出演する。【田原由紀雄】
 「祖国」は日本海沿いの小都市でとらえられ北朝鮮へ拉致されるなど曽我ひとみさんを思わせるヒロインしのぶと、曽我さんの夫ジェンキンスさんを思わせる白人の米脱走兵が登場する。さらに黒人の米脱走兵とその求愛を断る北朝鮮の愛国少女ら、別の男女2組の物語が交錯する。
 正岡さんの専門は呼吸器外科。大阪大医学部で学び、同大交響楽団の指揮者としても活躍した。40代のころ、オペラの公演も手がけたが80年、名古屋市立大教授に就任してからは多忙で音楽から遠ざかった。退職を機に5年前から音楽活動を再開。大阪音大の聴講生として和声学、管弦楽法を学び、一昨年、第一作のオペラ「信玄」を発表した。
 「曽我さんらの人生はオペラ、カルメンのように劇的。多彩な登場人物を通して祖国とは何かを問い直したい」と2作目のモチーフに拉致問題を選んだ。2年がかりで台本と作曲を仕上げ、阪上和夫大阪音大教授(声楽)の指導を受け、公演にこぎつけた。
 しのぶが拉致される船の船倉で力強く歌うアリア「勇気と力を」など聴かせどころも多い。正岡さんは「若い時から演劇も大好きで、台本、作曲とも一人で手がけるオペラの創作が夢でした。自由な時間ができ、夢がかなってうれしい」と話している。
 1500円。問い合わせは上演実行委員会事務局(072・673・3684)。

9月7日朝刊

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