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6カ国協議:共同声明見送りか 修正案基に大詰め調整

 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議は30日午前、議長国中国が29日夜に各国に提示した合意文書の修正案を基に、首席代表会合などで大詰めの調整を続けた。

 複数の協議筋によると、合意文書は共同声明ではなく、議長声明のような形式でまとめ、30日中に協議を終了する方向で調整されている。

 寧辺の実験用黒鉛減速炉など核施設3カ所の無能力化とすべての核計画申告について年内に着手することを明記する以外は、無能力化の手順など細部の調整が難航、言及できる見通しのないことが共同声明見送りの背景にあるとみられる。

 同筋によると修正案は、北朝鮮が求めている米国によるテロ支援国家指定解除には触れず、6カ国外相会合の開催時期も明示していないという。無能力化や核計画申告に可能な範囲で着手することを優先させた内容となっているもようだ。

 作業部会を含む今後の協議日程についても触れられていないという。

 米首席代表のヒル国務次官補は会合前の同日朝(日本時間同)、記者団に「前に進もうということははっきりしている。共同声明がなければ何も進まなかった2月(の6カ国協議)とは違う」と述べ、無能力化の手順などの合意の形にはこだわらない姿勢を示した。

 日本首席代表の佐々江賢一郎外務省アジア大洋州局長は「次の段階の措置への流れを加速するような認識に立ち、合意を達成することに意味がある」と強調した。(共同)

毎日新聞 2007年9月30日 11時45分 (最終更新時間 9月30日 12時12分)

6カ国協議:共同声明見送りか 修正案基に大詰め調整-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ

詳細な合意文書は困難か=大枠内容を優先-6カ国協議最終日

【北京30日時事】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議は4日目の30日午前、北朝鮮の核施設無能力化や核計画の完全申告を柱とする「次の段階」措置に関する文書の作成に向け、2国間協議を行うなど大詰めの調整に入った。議長国・中国は最終日のこの日、29日夜に提示した合意文書草案の修正案を基に、何らかの文書を発表するが、詳細には触れず大枠合意を優先する見通しだ。

時事ドットコム:詳細な合意文書は困難か=大枠内容を優先-6カ国協議最終日

北朝鮮、核物質詳細申告の意思=検証も受け入れ-韓国首席代表

【北京30日時事】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表、千英宇外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長は30日朝、北朝鮮首席代表の金桂冠外務次官が核計画の申告と関連し、プルトニウムの生産量や、現在の保有量、使用内訳などを詳細に申告し、検証も受け入れるとの立場を明らかにしたと述べた。同日の協議開始前に記者団に語った。

時事ドットコム:北朝鮮、核物質詳細申告の意思=検証も受け入れ-韓国首席代表