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五輪で配慮?米国務省の年次人権報告書、中国の指定はずす

 【ワシントン=宮崎健雄】米国務省は11日、世界各国の人権状況をまとめた2007年の年次人権報告書を公表した。


 「世界で最も組織的な人権侵害国」として、北朝鮮やミャンマーなど10か国を指定したが、昨年まで入っていた中国は外れた。今夏開催される北京五輪にブッシュ米大統領も出席予定のため、一定の配慮をしたとの見方も出ている。

 報告書は中国について、外国メディアに対する規制や労働現場での安全対策などで改善がみられたとしたが、活動家の主張を引用する形で、北京五輪による開発で住民の強制立ち退きが増加したと指摘。「人権の実態はひどいままだ」として、一層の改善が必要と強調した。また、チベットや新疆ウイグル自治区で宗教活動に対する規制が厳しくなったことにも言及している。

 また、北朝鮮については、「圧政」「孤立国家」と指摘した上で、「国民生活のほぼあらゆる面を管理している」と批判した。5日付のワシントン・ポスト紙は、核協議への影響を懸念する国務省の東アジア担当部局が北朝鮮の記述から「圧政」「孤立」の表現を削除するよう要請したと報じたが、結果的には前年とほぼ同じ記述内容となった。

(2008年3月12日19時12分??読売新聞)
五輪で配慮?米国務省の年次人権報告書、中国の指定はずす : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

米, 世界最悪の人権弾圧国に‘北朝鮮’を指定

[2007人権報告書] "世界の10大人権侵害国…独裁権力が住民を統制"

アメリカが11日(現地時間)、北朝鮮を世界最悪の人権侵害国に指定して、“相変らず深刻な人権侵害が無数に恣行されている”と明らかにした。

米国務省はこの日発表した‘2007 人権報告書’で、北朝鮮をイランとシリア、ミャンマー、ジンバブエ、キューバ、ベラルーシ、ウズベキスタン、エリトリア、スーダンと共に、世界最悪の10大人権侵害国に分類した。

この日国務省で開かれた記者会見で、ジョナサン・ファラ次官補代行が、“独裁者の手に権力が集中した国々が、最も組織的な人権侵害国”と言い、“北朝鮮もこれに属する”と明らかにした。

コンドリーサ・ライス国務長官は、“全世界の市民が人権の普遍的価値を擁護する限り希望はある。変化は確実にやって来るだろう”と言い、人権政策に対するアメリカ政府の強い意志を確認した。

報告書の北朝鮮に関する内容は、去年の報告書の内容とほとんど等しく、この1年間、北朝鮮の人権状況が全く改善していないことが伺える。

具体的には、“絶対独裁権力が住民の日常生活をほとんど一つ一つ統制している抑圧政策が施行されており、即決処刑と失踪、政治犯などの拘禁が行われている”と述べ、“北朝鮮国内の強制収容所では、妊婦の女性たちが堕胎を強要されることもある”と批判した。

また、“北朝鮮政府は住民たちの通話を監視している”と述べ、“15~20万人に達する人々が収監されている政治犯収容所が運営されており、2002年に釜山のアジア大会に参加して帰った女性応援団が、韓国で目撃したことを話したという理由で投獄されもした”と説明した。

報告書は“北朝鮮には人身売買を処罰する何の法律もなく、中国などで人身売買が広く恣行されている”と伝え、“一部の女性たちが、家族と誘拐犯によって中国の男性の妻や妾として売られた”と指摘した。

更に、“北朝鮮の官吏たちがわいろをもらって北朝鮮からの脱出を見逃すなど、人身売買を幇助している”と述べ、“北朝鮮からの脱出を試みたが、強制送還された北朝鮮の住民たちが処罰される”と付け加えた。

政治的権利でも、“住民たちは政府を変える権利を持てず、選挙も公正で自由に行われていない”と指摘した。

それ以外にも今年の報告書は、“政治犯収容所出身の脱北者、シン・ドンヒョク氏が、1996年に収容所を脱出しようとしてつかまった母と兄の公開処刑を見ることを強要された”と記述するなど、政治犯収容所に関するシン氏の証言を追加した。

また、“2006年に処刑説が伝わった平壌の住民ソン・ジョンナム氏と、脱北者イ・クァンス氏の家族19人の失踪事件についても新しい進展状況がない”という指摘も含まれた。

報告書は北朝鮮を‘抑圧的な政権(The repressive North Korean regime)’、‘独裁体制(Dictatorship)’と称している。

これと関連し、人権報告書の発表を控えて国務省の東亜太局が、人権報告書を作成する民主主義・人権・労働局に電子メールを送り、‘抑圧政権’などの表現を削除したり、修正することを要請したとワシントンポスト(WP)が報道した。

国務省は毎年、世界の190カ国以上を対象に人権状況を分析して報告書を発表している。今回の報告書では、2005年と2006年に連続で最悪の人権侵害国に分類された中国がこの分類から外され、代わりにスーダンとシリア、ウズベキスタンが含まれた。

一方、スイスのジュネーブで開かれている国連人権理事会の第7回会議に参加している国連のウィティット・ムンタボン北朝鮮人権特別報告官が、北朝鮮の人権侵害は北朝鮮政府が処理することが望ましいが、公正な法の執行が実行されない場合、国際的な水準で措置が取られなければならないと語った。◆ 報告書の全文を表示


Daily NK - 米, 世界最悪の人権弾圧国に‘北朝鮮’を指定

北朝鮮問題など見解表明へ 中国外相

 【北京12日共同】中国の楊潔☆外相は12日、北京の人民大会堂で記者会見する。
 外相は、5月に予定される胡錦濤国家主席訪日による日中関係の「戦略的互恵関係」発展に言及。東シナ海のガス田開発問題については共同開発の原則に基づいて早期決着を目指す姿勢を示すとみられる。
 北朝鮮核問題では「すべての核計画申告」をめぐり停滞している6カ国協議について議長国として進展を促す立場。また、夏の北京五輪に向け「食の安全」確保についても見解を提示。
 楊外相は米国通として知られ、2001年に駐米大使、05年に外務次官、昨年4月に外相に就任した。
(注)☆は竹カンムリに后の一口が虎
中日新聞:北朝鮮問題など見解表明へ 中国外相:国際(CHUNICHI Web)