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家族会、政府との連携を確認

 北朝鮮による拉致被害者家族会(横田滋代表)と支援団体救う会(佐藤勝巳会長)は20日、中山恭子首相補佐官と内閣府で面会した。先の日米首脳会談について説明を受け、今後も政府と家族会、救う会が一体となって拉致問題の解決に取り組むことを確認した。

 出席者によると、中山補佐官は、福田康夫首相がブッシュ米大統領に対し、北朝鮮のテロ支援国家指定を解除しないよう要請したかどうか明言しなかったが「首相は拉致問題について相当突っ込んだ話をした」と強調。訪米した家族会メンバーから首相批判が相次いだため、「世論が離れぬよう政府と家族が一つになる必要がある」と求めたという。

 家族会側は「政府は対北朝鮮政策を方向転換したのではないか」との疑念を伝え、「解決までのロードマップを示してほしい」と要望。約1時間半の話し合いで「ある程度、疑念は晴れた」(増元照明事務局長)と理解を示した。

 面会後、横田代表は「米国は指定解除の方向に動いているようだが、まだ分からない。政府と家族会、救う会が意思疎通を図ることが大事だ」と語った。

新潟日報 NIIGATA NIPPO On Line

北住民が北朝鮮内情を取材 雑誌創刊 初めて世界に発信

【ソウル=久保田るり子】北朝鮮の内情を北朝鮮の住民自らが取材し外部世界に伝える初の雑誌「臨津江」(韓国語版)が20日、韓国ソウルで創刊された。日本版と英語版も年内発刊を準備中。日本人ジャーナリスト、石丸次郎氏(45)が5年間かけて中国に脱出する脱北者の中から「北朝鮮記者」を養成。16人の取材チームを作り上げた。

 石丸氏は20日、ソウルで記者会見し「いま北朝鮮で何が起き、住民が何を考え、何を求めているかを伝える雑誌だ。内情を外部に伝えると同時に北の人たちの表現の場を確保し、外部との接触ツール(道具)に育てることも目的にしている。北朝鮮にジャーナリズムの種を植えることが民主化のためには必要だ」と話した。

 雑誌「臨津江」はニュースソースを北朝鮮内部の記者と元北朝鮮住民の脱北者に限った。ソウルでの編集は脱北者の女性作家、チェ・ジニさんが担当している。

 創刊号では、2006年7月のミサイル発射と10月の核実験を特集し、ミサイル発射直後から準戦時体制となり小学4年生以上が軍事訓練に動員された実態や、核実験について40代の司法機関幹部が「人間が飢えていることを知りながら自分の安全だけのための核実験の準備のためだけに金を使った」と金正日総書記を批判する声も紹介されている。隠し取りも含め録音・録画が原則で、正確さを最重視している。

 北朝鮮の記者養成は、石丸氏自身が1990年代半ばから中朝国境を約50回、600人以上の脱北者取材を通じ、内部のパートナーの必要性を実感したことから始まったという。中核となる記者リ・ジュン氏(仮名)はじめ6人の記者と10人の協力者には取材のイロハから伝授した。5年間で録画だけで100時間に達したという。韓国語版を再編集し北朝鮮に持ち込む計画もあるが、安全性などを検討している。

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“厳冬”の予感 北朝鮮・平壌に早くも初雪

 北朝鮮の平壌は19日夜から20日未明にかけて初雪を記録した。例年より1週間から2週間早いという。北東アジアを移動している強い寒気団の影響とみられる。

 北朝鮮の気象当局によると、平壌市内の積雪量は11ミリ。20日は晴れ上がったが、市内のあちこちで道路が凍結し、バスや乗用車などは徐行運転を余儀なくされた。

 中心部にある金日成広場近くのバス停では終日、バスを待つ市民が長蛇の列をつくった。(共同)

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