6か国協議の年内開催、北朝鮮が難色
北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の首席代表会合について、北朝鮮側が日本の対応を理由に、年内開催に難色を示していることが分かりました。
これは韓国のアメリカ大使館関係者が、JNNの取材に対して明らかにしたもので、北朝鮮の高官は、6か国協議に関連して、「日本の態度が全く変わらない」「核放棄に対する見返り支援が遅れている」などと強い不満を示し、会議に出席する雰囲気ではないと語っているということです。
こうした中、北朝鮮の核施設を使えなくする無能力化の進み具合などを確認するため、アメリカのヒル国務次官補が3日午後、北朝鮮のピョンヤンに到着しました。
「(北朝鮮の)核の完全放棄が実現して、国交が正常化できることを期待しています」(アメリカ ヒル国務次官補)
ヒル次官補は、このように述べた上で、「ブッシュ政権最後の年となる2008年に、北朝鮮の核の完全放棄を実現したい」と期待を示しました。
ヒル次官補は3日中にヨンビョンの核施設を視察するほか、4日はキム・ゲグァン外務次官と核計画の申告の内容について協議する予定です。
ヒル次官補は5日午後、軍用機でピョンヤンから北京に向かい、中国側に今回の訪問結果を伝えることになっています。(03日15:26)
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ヒル氏、北朝鮮に到着 核計画の年内申告働きかけ
北朝鮮核問題をめぐる6者協議の米首席代表、ヒル国務次官補は3日、滞在していた韓国から北朝鮮の平壌に入った。中国の新華社通信が伝えた。5日まで滞在する。無能力化作業が進む寧辺の核施設を視察するほか、金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官と会談し、核計画の年内申告を働きかける。テロ支援国家指定解除の問題についても意見を交わす見通しだ。
ヒル氏の訪朝は6月下旬以来の2度目で、寧辺訪問は今回が初めて。ヒル氏はソウルのホテルを出発時、北朝鮮が近く提出する見込みの申告の1次案について「最終的なものではないが、真剣な努力を反映したものにしなければならない」と述べ、内容が十分なものとなるよう求める考えを示した。
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<北朝鮮>核計画申告「高濃縮は含めず」…米と調整
【ソウル堀山明子、ワシントン笠原敏彦】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の第2段階措置として年内に行う予定の「核計画の完全申告」で、北朝鮮が高濃縮ウラン(HEU)計画疑惑にかかわる内容を申告リストに含まないと主張、米国との事前協議が難航していることが2日分かった。6カ国協議筋が明らかにした。米国は6カ国協議首席代表のヒル国務次官補を3日から5日まで北朝鮮に派遣、週内に開催予定の6カ国協議に向け、最終調整を進める。
高濃縮計画をめぐっては、米国は02年10月に平壌で開いた米朝協議で、北朝鮮が認めたとする一方、北朝鮮は一貫して否定してきた。しかし、今年8月の中国瀋陽での米朝協議などで、北朝鮮は遠心分離機用のアルミニウム管の購入を認め、「申告段階で疑惑を解消する」と表明した。
6カ国協議参加国はこれを受け、北朝鮮が高濃縮計画を「平和目的」として申告する可能性があると分析。その場合でも、購入した機器類の検証を受け入れれば問題を決着させる方向だった。だが、これまでの事前協議では、北朝鮮は高濃縮計画を申告に含めない方針を示しているという。
協議筋によると、北朝鮮はアルミ管は核計画ではなく民生用に調達したと主張、さらにパキスタンから遠心分離機などを調達したことも認めていない模様だ。このため「申告する必要がない」との論理を展開している可能性がある。
韓国の千英宇(チョンヨンウ)朝鮮半島平和交渉本部長は11月30日の会見で「文書で提出できない部分は口頭で説明があるだろう。形式よりも真実が含まれるかが大事だ」と述べており、高濃縮計画が申告文書に含まれない可能性を強く示唆している。
議長国・中国は北京で週内に6カ国協議首席会合を開き、申告リストを精査する方向で調整を進めている。米国は核施設の無能力化と核計画の完全申告を、北朝鮮のテロ支援国家指定解除の主要条件としており、年内実施を強く求めている。
<北朝鮮>核計画申告「高濃縮は含めず」…米と調整(毎日新聞) - Yahoo!ニュース