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増元さんら、拉致疑惑女性の家族と面会

タイ国籍の女性が北朝鮮に拉致された疑いが出ている問題で、拉致被害者家族会の事務局長を務める増元照明さんらが10日、タイ北部で女性の家族と面会しました。

 増元さんらは、タイ北部のチェンマイにある女性の実家を訪れ、女性の兄や甥とおよそ1時間半にわたって面会し、行方がわからなくなった経緯などについて聴きました。

 「一緒に救出の輪をひろげていくのは大事なこと。来て良かったと思っています」(拉致被害者家族会・増元照明 事務局長)

 タイ人女性のアノーチェ・パンジョイさんは27年前、滞在先のマカオで行方がわからなくなっていて、ジェンキンスさんが持ち帰った写真などから北朝鮮に拉致された疑いが出ています。

 タイでは一部メディアがこの問題を大きく報じ始めていて、市民も拉致問題に徐々に目を向けつつあります。しかし、貧しい農村を中心におよそ120万人が海外に出稼ぎに行っているタイでは、故郷を出たまま消息を絶つケースは決して珍しくありません。

 「私のいとこにも、外国に行ったまま行方がわからない人がいます」(近所の女性)
 「今回の疑惑が報じられるまで、タイ国民は拉致問題のことを全く知りませんでした」(地元テレビ局の記者)

 増元さんらは来月、女性の家族を日本に招き、日本の拉致被害者と面会してもらうことで、まずは「拉致」という犯罪に対する理解を深めてもらう考えです。

 家族会では、タイ政府にも働きかけて北朝鮮に対する国際的な圧力を強めていきたい考えですが、タイ国内で今後この問題がどのような広がりを見せるのかはまだ不透明です。(10日15:21)
TBS News-i

米、北朝鮮への食料支援打ち切りも

アメリカ政府は9日、北朝鮮に対する今年の食料支援を打ち切るかもしれない、と発表しました。ただ、アメリカ政府は、この発表は北朝鮮の核問題を話し合う6か国協議とは関係ない、と強調しています。

 北朝鮮政府は今年9月、国連に対し食糧事情が改善したとして食料支援の停止を求めていましたが、アメリカ国際開発局のナツィオス局長は9日、「国連による配給が中止を余儀なくされるか、配給先への監視が更に妨げられるようなら今年の支援を打ち切る」との声明を発表しました。

 北朝鮮が食料支援の停止を求めた理由ははっきりしませんが、背景には配給がきちんと行われているか監視される事を嫌っている、との指摘がされています。

 一方、この発表が北朝鮮の核問題を話し合う6か国協議の期間中に行われた事について、アメリカ国務省は協議とは無関係だと強調しています。

 (6か国協議への影響は?)
 「影響はないはずです。それはまったく別のことです」(米国務省・エレリ副報道官)

 ブッシュ政権内では、北朝鮮に対して対話路線で行くべきか、圧力を強めるべきか、2つの意見が対立していると指摘されています。(10日14:30)
TBS News-i

拉致家族連絡会とタイ女性「兄」が面会、救出方法協議

【チェンマイ(タイ北部)=太田誠】タイ人女性が北朝鮮に拉致されていたとされる問題で、家族連絡会事務局長の増元照明さん(50)と支援組織「救う会」の西岡力副会長の2人が10日午前、タイ北部チェンマイで、この女性の「兄」と名乗り出た男性と面会し、女性救出に向けた連携方法を協議した。

 この女性を巡っては、曽我ひとみさん(46)が今年5月、「『アノーチャ』という名のタイ人女性が平壌のアパートに住んでいた」と証言。曽我さんの夫、チャールズ・ジェンキンスさん(65)も自著で、一緒に北朝鮮入りした元米兵がタイ人と結婚したと明かしたことがタイで報道され、男性が「自分の妹だ」と名乗り出ていた。
(読売新聞) - 11月10日12時3分更新
Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 拉致家族連絡会とタイ女性「兄」が面会、救出方法協議