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横田めぐみさん:突然の失跡から28年 親友も待ち続け…

 横田めぐみさん(行方不明時13歳)が新潟市で下校途中に拉致され、15日で28年を迎える。突然の失跡は、仲良しだった友人の心にも大きな悲しみを残した。めぐみさんが交換ノートに残したイラストを今も持ち歩く。「ヨコ、会いたかったよ。お帰り」。そう言える日を親友は待ち続ける。

 めぐみさんは、父滋さん(73)の転勤で、76年7月、小学6年の時に広島から新潟へ転居。市立新潟小で出会ったのが真保(しんぼ)恵美子さん(40)=千葉市花見川区=と山田くに恵さん(40)=千葉県船橋市=だった。めぐみさんは2人がいた合唱部に入部、仲良くなった。

 交換ノートはすぐに始まった。それぞれが思い思いのことをつづった。会社員の真保さんがバッグにしのばせているのは、めぐみさんが描いた女性の横顔。唯一手元に残ったノートにあった。「会いたくても会えないけど、どこへ行くのも一緒」。そんな思いから、真保さんはイラストとめぐみさんの写真をケースに入れ、持ち歩いているという。

 3人は、市立寄居中でも一緒にバドミントン部に入部した。「めぐみは来てませんか」。それぞれの自宅に、めぐみさんの母早紀江さん(69)から電話が入ったのは77年11月15日夜。その日、真保さんと山田さんは部活を休んでいた。真保さんは体育の授業で突き指、山田さんは歯医者に行くためだった。2人は「被害者は自分だったかもしれない」との思いを抱き続ける。

 「多くの人に事件を知ってもらい、忘れないでいてほしい」と真保さんは街頭に立って訴える。山田さんは「ヨコ、きっと助け出すから希望を捨てずに待っていてほしい」と、心の中で呼びかける。【西脇真一】

毎日新聞 2005年11月14日 10時43分 (最終更新時間 11月14日 12時54分)
横田めぐみさん:突然の失跡から28年 親友も待ち続け…-事件:MSN毎日インタラクティブ

拉致疑惑、マカオでも再燃 ジェンキンスさん「証言」で

 拉致被害者曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんが先月出版した著作で「マカオから拉致されてきたタイ人女性が(北朝鮮に)いた」と指摘した問題で、マカオで78年にこのタイ人女性と同時に行方不明になった地元女性2人の行方に関心が集まっている。女性の家族が香港の英字紙の取材に応じ、解決に向けた国際的な取り組みを求めた。

 マカオの地元紙などによると、北朝鮮に拉致された疑いが持ち上がっているのは、マカオの宝石店従業員だった孔令●(●は「貝」が2つ並んだ下が「言」、ホン・レンイン)さん(当時20)と蘇妙珍(ソウ・ミウザン)さん(同22)。マカオのホテルで働いていたタイ人女性「アノーチャ・パンジョイ」さんと同じ78年7月2日夜に行方不明になった。同僚の証言などから、3人はいずれも日本の偽造パスポートを持つ「福田」という男に誘い出された疑いが強まっている。

 マカオの警察当局は当時、日本やタイの警察とも連絡を取り捜査したが、手がかりのないまま打ち切られていた。88年、北朝鮮から逃れてきた拉致被害者の韓国人女性が韓国紙に「北朝鮮北部で孔令●という女性に会った。マカオの海岸で拉致されて北朝鮮に来たと話していた」と証言している。

 ジェンキンスさんの証言で、マカオでは2人の拉致疑惑が再燃。孔さんの弟は13日付のサウスチャイナ・モーニングポスト紙に「証言は詳細。女性たちは北朝鮮で生きているはずで、国際的な取り組みによる早期解決を求めたい」と述べた。
asahi.com:拉致疑惑、マカオでも再燃 ジェンキンスさん「証言」で?-?国際

マカオ在住の女性2人、北朝鮮に拉致?

北朝鮮による拉致被害者・曽我ひとみさんの夫、ジェンキンスさんの証言から、また新たな拉致疑惑が浮上しました。マカオ在住の中国系女性2人が1978年に北朝鮮に拉致された可能性があると、香港英字紙が報じました。

 13日付けの香港英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」によりますと、マカオの宝石店に勤めていたホン・レンインさんとソー・ミウチュンさんの2人が、1978年7月2日、「フコダ」という名の日本人を名乗る男性から食事に誘われた後、行方不明となったということです。

 北朝鮮による拉致の可能性が強まっているタイ国籍のアノーチャ・パンジョイさんも、同じ1978年にマカオで失踪しています。

 ジェンキンスさんは、その著書の中でアノーチャさんの証言として、「同じボートには別のアジア系女性2人もいた」と紹介していて、この2人も拉致された可能性が高まっています。(14日10:58)
TBS News-i