河嶋さんの家族が講演 北朝鮮に拉致の疑い
北朝鮮に拉致された疑いが強いとされる浜松市出身の河嶋功一さんの家族が29日、静岡市内で講演しました。「拉致被害者を救うブルーリボンの会静岡」が主催しました。河嶋さんは24年前に横浜市で行方が分からなくなり、その後、特定失踪者問題調査会が拉致された疑いが濃厚と認定しました。講演した妹の智津子さんは「ここで私たちがあきらめたら兄を救い出すことなどできない」と訴えました。また、母の愛子さんも「今でも功一が生きていると信じている。この問題を風化させないで」と呼び掛けました。SBS動画ニュース [SBSテレビ夕刊・静岡新聞ニュースより]:河嶋さんの家族が講演 北朝鮮に拉致の疑い
失踪者・河嶋さん家族 北朝鮮向けラジオ収録
特定失踪(しっそう)者問題調査会が「北朝鮮に拉致された可能性が高い」と認定する浜松市出身の河嶋功一さん=失踪当時(24)=の家族が28日、同市の河嶋さん宅で、同調査会による北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」で放送するメッセージの収録を行った。静岡県内ニュース(社会):失踪者・河嶋さん家族 北朝鮮向けラジオ収録
家族によると、放送は2月中に行う見込み。
父親の孝浩さん(77)は病気療養中で参加できなかったが、母愛子さん(72)、妹智津子さん(46)が5分ずつ録音し、「元気にしているかい。1日も早く帰ってきてほしい」「無事ですか。心配しているよ」と、安否を気遣う言葉を吹き込んだ。
また、失踪以前の家族の思い出など、本人にしか知り得ない情報も加えた。愛子さんは「親として子を思う気持ちは誰でも同じ。寂しい思いをしていないか心配です」と放送に望みを託した。
「しおかぜ」は昨年10月に放送開始し、毎日深夜に30分間、拉致被害者らの名前を読み上げたり、家族の呼び掛けを流すなどしている。
河嶋さんは昭和57年、浜松市に引っ越しするため横浜市の下宿を出たのを最後に行方不明になった。
政府、食糧支援凍結を 継続 北朝鮮への12万5000トン
政府は29日までに、北朝鮮との国交正常化交渉などの並行協議開始決定を受けても、北朝鮮に対する12万5000トンの食糧支援凍結を当面継続する方針を固めた。Sankei Web 政治 政府、食糧支援凍結を継続 北朝鮮への12万5000トン(01/29 18:41)
政府は、2月4日から北京で開かれる並行協議に「拉致問題の解決がなければ国交正常化はない」との基本方針で臨む姿勢を明確にしており、拉致問題の進展がないままでの食糧支援再開は国民の理解が得られないと判断した。
北朝鮮への食糧支援については、小泉純一郎首相の2004年5月の再訪朝の際に25万トンの拠出で合意。同8月、うち半分の12万5000トンについて世界食糧計画(WFP)を通じた実施を決定した。しかし、残り12万5000トンについては、北朝鮮が拉致被害者横田めぐみさんのものとして提出した「遺骨」が日本のDNA鑑定で別人と判明したことで同12月、凍結を決めた。
一方、北朝鮮は国内の食糧事情好転を背景に昨年12月、WFPに対し支援の打ち切りを要請。これを受けWFPが新たな開発型支援プログラムの検討に入っていることも政府の食糧支援凍結の判断に影響している。
政府は、北朝鮮が今後も拉致問題で「誠意ある対応」を見せなければ、WFPからの新たな枠組みでの支援要請にも応じない構え。ただ「食糧支援自体が交渉カードとしての効果が薄れている」(自民党幹部)との見方も出ている。(共同)