政府、食糧支援凍結を継続 北朝鮮への12万5000トン | trycomp2のブログ

政府、食糧支援凍結を継続 北朝鮮への12万5000トン

 政府は29日までに、北朝鮮との国交正常化交渉などの並行協議開始決定を受けても、北朝鮮に対する12万5000トンの食糧支援凍結を当面継続する方針を固めた。

 政府は、2月4日から北京で開かれる並行協議に「拉致問題の解決がなければ国交正常化はない」との基本方針で臨む姿勢を明確にしており、拉致問題の進展がないままでの食糧支援再開は国民の理解が得られないと判断した。

 北朝鮮への食糧支援については、小泉純一郎首相の2004年5月の再訪朝の際に25万トンの拠出で合意。同8月、うち半分の12万5000トンについて世界食糧計画(WFP)を通じた実施を決定した。しかし、残り12万5000トンについては、北朝鮮が拉致被害者横田めぐみさんのものとして提出した「遺骨」が日本のDNA鑑定で別人と判明したことで同12月、凍結を決めた。

 一方、北朝鮮は国内の食糧事情好転を背景に昨年12月、WFPに対し支援の打ち切りを要請。これを受けWFPが新たな開発型支援プログラムの検討に入っていることも政府の食糧支援凍結の判断に影響している。

 政府は、北朝鮮が今後も拉致問題で「誠意ある対応」を見せなければ、WFPからの新たな枠組みでの支援要請にも応じない構え。ただ「食糧支援自体が交渉カードとしての効果が薄れている」(自民党幹部)との見方も出ている。(共同)
Sankei Web 政治 政府、食糧支援凍結を継続 北朝鮮への12万5000トン(01/29 18:41)