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北朝鮮拉致事件:1カ月前から曽我ひとみさんマーク

 北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさん(46)の夫ジェンキンスさん(65)が15日、新潟県佐渡市内のホテルで、毎日新聞の単独インタビューに応じ、曽我さんと結婚後、工作員とみられる女性から「拉致するのに1カ月かかった」という証言を聞いたことを明らかにし「ひとみの拉致は計画的な犯行だった可能性が高い」と指摘した。

 ジェンキンスさんによると、平壌の大同江(テドンガン)百貨店にいる時、中年女性が突然近づき「あなたの奥さんは一番つかまえにくかった」と話しかけられたという。曽我さんは拉致事件当時、准看護師として病院の寄宿舎に暮らしており、女性の話は「(曽我さんが)週末に実家に帰る機会を待っていた」と解釈したという。

 また、曽我さんが工作船で北朝鮮に着いた直後、「私は(日本で)大変な患者を抱えており、自分がいないと死んでしまう」と必死に訴えたのに対し、工作員の1人が「代わりの人がいるから大丈夫」と日本語で答え、取り合わなかったという。【前谷宏、磯野保】

毎日新聞 2006年2月16日 3時00分
北朝鮮拉致事件:1カ月前から曽我ひとみさんマーク-事件:MSN毎日インタラクティブ

拉致家族 北朝鮮に経済制裁を

拉致被害者の家族は16日、東京都内で講演を行い、こう着状態が続く拉致問題の解決を図るため、北朝鮮への経済制裁の必要性を改めて訴えました。
講演したのは、拉致被害者の家族会代表の横田滋さんと早紀江さんら4人の家族です。この中で、横田滋さんは、自民党の拉致問題対策本部が今の国会に経済制裁の発動を政府に義務づけることを盛り込んだ「北朝鮮人権法案」の提出を目指すことになったことについて、「家族は、拉致問題に進展がなければ制裁に踏み切るよう、以前から訴えてきたわけで、一刻も早く制裁を実現させて欲しい」と述べました。また、飯塚繁雄さんは「実際に制裁を発動し、北朝鮮が謝罪する日まで日本側の意気込みをはっきりと示していかなければ、拉致問題はいつまでも解決しない。みなさんの声と力を借りながら、政府にあらゆる制裁の手段を講じるよう求めていきたい」と訴えました。さらに、横田早紀江さんは「北朝鮮による拉致が世界的にも知られるなど、前進はありますが、子どもたちの姿はいまだに見えてきません。私たちは病気もするし、年もとります。本当に早く制裁を実現していただきたい」と訴えました。
NHKニュース

北朝鮮に容疑者の調査要求へ

政府は、先の日朝政府間協議で、北朝鮮側が、久米裕さんを拉致したとして国際手配されているキム・セホ容疑者について、資料が出されれば調査すると回答したことから、指名手配に至った具体的な根拠を示し速やかな回答を求める方針です。
先に北京で行われた日本と北朝鮮の政府間協議で、日本側は「横田めぐみさんを拉致したのは自分だ」と関係者に話していることが明らかになったシン・グァンス元工作員や久米裕さんを拉致したとして国際手配されているキム・セホ容疑者ら3人の引き渡しを求めました。これに対し北朝鮮側は、シン・グァンス元工作員ら2人の引き渡しには応じられないとする一方、キム・セホ容疑者については「その人物のことは知らないが、日本側から資料が出されれば調査する」と回答しました。これを受けて政府は、キム容疑者の指名手配に至った具体的な根拠を北京の大使館を通じて北朝鮮側に示し、速やかに回答するよう求めるとともに、シン・グァンス元工作員らの引き渡しについても引き続き要求していく方針です。
NHKニュース