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化学兵器原料の北朝鮮向け不正輸出に関与したとの情報がある北朝鮮の貨物船が7日午前、千葉県船橋市の千葉港・船橋中央ふ頭に着岸し、税関、入管、海上保安庁などが合同で立ち入り検査を始めた。国交省も船体の安全性検査「ポートステートコントロール(PSC)」を行う。
貨物船は「フォアン・クム・サン」(2705トン、全長100メートル)。警察当局によると、同船は96年に大阪、神戸両港から、サリンなどの化学兵器原料となるため輸出規制されているフッ化ナトリウムやフッ化水素酸の北朝鮮への不正輸出に関与したとされる2隻のうちの1隻とみられる。
県港湾課によると、日本への積み荷は無く、中古車とタイヤチップ約3000トンを7~9の3日間で業者が積み込み、9日中には離岸予定だという。北朝鮮船の千葉港への入港は昨年4月以来。今年2月中旬に岸壁使用許可申請書が提出されていた。【神澤龍二】
北朝鮮貨物船:不正輸出関与で関係機関が立ち入り検査-事件:MSN毎日インタラクティブ 【北京=五味洋治】北朝鮮が、中朝国境を流れる鴨緑江河口の「緋緞島」=平安北道薪島郡=を新たな経済特区の候補としていることが分かった。この島の住民を他の場所に移住させ、金融センターなどを建設して外部に開放。住民は日中だけ同島へ出勤するという。複数の中朝関係者が明らかにした。
金正日(キム・ジョンイル)総書記は一月中旬に中国南部を訪問し、経済視察を行った。国際コンテナ港やハイテク企業を見学し、「中国経済特区の発展に深い感銘を受けた」と語っており、視察の成果が緋緞島に生かされる可能性もありそうだ。
北朝鮮は二〇〇二年、経済改革の柱として新義州特別行政区構想を発表し、香港式の経済特区を目指した。その後、初代長官に選ばれた香港の実業家が中国で逮捕され、北朝鮮は同構想を断念した。ただ、金総書記の訪中の際、中国側は北朝鮮の経済立て直しのため、新義州周辺への特区設置に同意したとも伝えられている。
これに関して、韓国の北朝鮮専門のインターネット新聞「デーリーNK」は先月、故金日成主席の四月十五日の誕生日に合わせ、北朝鮮が新義州の特区開発に向けて住民の移動や道路建設などで、「顕著な措置を取る」と伝えた。
県は六日、今月末で退任する高橋正樹副知事(五一)の後任に、政府の拉致被害者・家族支援室長を務めた小熊博・総務省自治財政局財務調査課長(五一)を起用することを決めた。警察当局が柏崎市の蓮池薫さん(四八)夫妻らの拉致事件で容疑者を国際手配するなど捜査を本格化させており、県としても事件解決に向けて強い意欲を示した格好だ。
小熊氏の副知事起用案は、同じく副知事への登用が固まっている関根洋祐出納長(六〇)と、出納長への起用が固まっている神保和男総合政策部長(五九)の人事案と合わせ、県議会二月定例会の最終日に提案される。
小熊氏は東大法卒。昭和五十四年、自治省(現・総務省)に入省。長野県企画課長、滋賀県総務部長、消防庁防災課長を歴任した。
北朝鮮による拉致被害者の帰国を受け、平成十四年十一月から、内閣官房に設けられた拉致被害者・家族支援室の初代室長を務め、国側の窓口として各自治体と連携しながら拉致被害者や家族の支援に当たった。十七年四月からは、同支援室を改組した拉致問題連絡・調整室長として、北朝鮮から帰国した五 人や家族のほか、安否不明者問題にも取り組んだ。
小熊氏の本籍は東京都だが、父親は旧三島町(現・長岡市)、母親も旧与板町(同)の出身。
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