北朝鮮 新たな経済特区 | trycomp2のブログ

北朝鮮 新たな経済特区

 【北京=五味洋治】北朝鮮が、中朝国境を流れる鴨緑江河口の「緋緞島」=平安北道薪島郡=を新たな経済特区の候補としていることが分かった。この島の住民を他の場所に移住させ、金融センターなどを建設して外部に開放。住民は日中だけ同島へ出勤するという。複数の中朝関係者が明らかにした。

 金正日(キム・ジョンイル)総書記は一月中旬に中国南部を訪問し、経済視察を行った。国際コンテナ港やハイテク企業を見学し、「中国経済特区の発展に深い感銘を受けた」と語っており、視察の成果が緋緞島に生かされる可能性もありそうだ。

 北朝鮮は二〇〇二年、経済改革の柱として新義州特別行政区構想を発表し、香港式の経済特区を目指した。その後、初代長官に選ばれた香港の実業家が中国で逮捕され、北朝鮮は同構想を断念した。ただ、金総書記の訪中の際、中国側は北朝鮮の経済立て直しのため、新義州周辺への特区設置に同意したとも伝えられている。

 これに関して、韓国の北朝鮮専門のインターネット新聞「デーリーNK」は先月、故金日成主席の四月十五日の誕生日に合わせ、北朝鮮が新義州の特区開発に向けて住民の移動や道路建設などで、「顕著な措置を取る」と伝えた。