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高崎市内で開かれていた「めぐみちゃんと家族のメッセージ 横田滋写真展」(主催・あさがおの会、共催・朝日新聞社、群馬県朝日会)は28日に閉幕した。22日からの入場者は計7009人に達した。高崎市宮元町のデパート「スズラン高崎店」の会場では、多くの人が、幸せな家族が巻き込まれた拉致の残酷さに改めて驚き、涙を流した。
会場の出口には、来場者の感想を記してもらうコーナーが設けられ、延べ千枚を超す声が寄せられた。最終日も、涙を流しながら書く人の姿が目立った。
横田めぐみさんが北朝鮮に77年に拉致されるまでの数々の家族写真からは、両親のあふれるようなやさしさが伝わってきた。高崎市八幡町の主婦(54)は「拉致されたころの早紀江さんと滋さん(の写真)は本当に若く、長い年月苦しみましたね。陰ながら応援し、早く春が来るよう祈っています」と記すなど、どの感想文も家族の一日も早い再会を願っていた。
写真展は全国4番目の開催で、支援団体「救う会・群馬」(群馬ボランティアの会)が働きかけて実現した。横田さん夫妻と親交のある大野トシ江代表(73)と事務局長の夫、敏雄さん(70)は1日も休まず会場で応対した。
「こんなに皆さんが感動して来てくれ、とても励まされた。めぐみちゃんの(写真の)語る力が大きいと感じました」
asahi.com:めぐみちゃん写真展閉幕 - マイタウン群馬 群大工学部を卒業して1年足らずで失踪した横田道人さんのことを先日(10日付)取り上げた。行方不明になったのは23歳のとき。安中市にある東邦亜鉛に勤務していた。今年7月の誕生日には60歳になる。北朝鮮に拉致されたのでは、と特定失踪者問題調査会は判断し、家族の了承のもと、今から2年前に「特定失踪者」として公表した▼その横田さんと群大工学部の啓真寮で2年間を過ごした田中勝夫さん(前橋市)は、失踪した友人の写真をいくつか持っている。寮で過ごした青春時代のモノクロの写真。桐生から榛名山まで歩き続ける行事があって、その途中の高崎市内で休憩しているときに撮影したと思われる1枚を見せてもらった。やや太い眉とクッキリした目、通った鼻筋などから感じたのは「しっかりした大人」。当時は皆そうであったのだろうが、髪は短く、正面から撮影したこの写真には両耳ともしっかりと写っている▼道人さんの義弟という人にも話を聞いた。道人さんより三つ年上。藤岡市に住んでいる。失踪時のことを語ってくれ、「義母(道人さんの実母)はもう、他人と話すことができないくらいの年齢。施設に入っていて、(道人さんが住んでいた)実家にはもうだれも住んでいません。ですが、道人の部屋はそのままにしてあるんです。36年間も」とも話してくれた▼きょう22日から、スズラン高崎店で、拉致被害者とされる横田めぐみさんの父・滋さんの写真展が始まった。28日まで。(な)
[Web Kiryutimes]ぞうき林=失踪者 北朝鮮による拉致の可能性が取りざたされている旧松井田町出身の横田道人(みちひと)さんに関し、近く配布される群馬大学工学部の同窓会誌「群馬大学工業会報」最新号に、同学部時代の友人が手掛かりとなる情報提供を呼び掛ける文章を掲載した。「彼も還暦を迎える年。何かしてあげられることはないか」と横田さんへの思いをつづっている。友人の言葉に呼応し、工学部同窓会の群馬大学工業会も、今後同窓会誌を通じて協力していく方針だ。
情報提供の呼び掛けを掲載したのは、前橋市南町、工房店主、田中勝夫さん(60)。工学部の学生寮で、横田さんと二年間ともに過ごし、一緒にジャズバンドも組んでいた仲間だ。
同窓会誌「読者のページ」コーナーで、「横田道人君のこと」と題して、二ページにわたって横田さんの情報を掲載。顔写真入りで、経歴や失しっそう踪の場所、状況などを詳細に説明している。また、拉致被害者家族を支援する団体や横田さんの親族のコメントなども紹介している。
横田さんについて、拉致された可能性があると最近知ったという田中さんは「横田君は母親思いの秀才。懐の大きな人間だった」と当時を懐かしむコメントを寄せて、自身の連絡先を掲載、情報の提供を求めている。
その中で、横田めぐみさんの情報収集活動を例に挙げながら、「ほんのわずかでもいい、情報があったら知らせてほしい」と仲間に訴えている。
群馬大学工業会報は年二回、一万五千部を発行。最新号は今月末から順次、会員に届く予定。同工業会常務理事の白石弘三さんは「横田さんを同窓会誌で扱ったのは初めてのケース。今後も、同窓会誌を通じてできる限りの応援をしていきたい」と全面的に協力していく考えを示している。
横田さんは群大工学部応用化学科の卒業生。二十三歳だった一九七〇年一月、勤務先からの帰宅途中に行方不明になった。失踪(しっそう)する理由が見当たらず、北朝鮮による拉致被害者を支援する「救う会」の関連団体「特定失踪者問題調査会」は、「北朝鮮による拉致の可能性を否定できない」としている。
上毛新聞:群馬のニュース
