失踪者 | trycomp2のブログ
群大工学部を卒業して1年足らずで失踪した横田道人さんのことを先日(10日付)取り上げた。行方不明になったのは23歳のとき。安中市にある東邦亜鉛に勤務していた。今年7月の誕生日には60歳になる。北朝鮮に拉致されたのでは、と特定失踪者問題調査会は判断し、家族の了承のもと、今から2年前に「特定失踪者」として公表した▼その横田さんと群大工学部の啓真寮で2年間を過ごした田中勝夫さん(前橋市)は、失踪した友人の写真をいくつか持っている。寮で過ごした青春時代のモノクロの写真。桐生から榛名山まで歩き続ける行事があって、その途中の高崎市内で休憩しているときに撮影したと思われる1枚を見せてもらった。やや太い眉とクッキリした目、通った鼻筋などから感じたのは「しっかりした大人」。当時は皆そうであったのだろうが、髪は短く、正面から撮影したこの写真には両耳ともしっかりと写っている▼道人さんの義弟という人にも話を聞いた。道人さんより三つ年上。藤岡市に住んでいる。失踪時のことを語ってくれ、「義母(道人さんの実母)はもう、他人と話すことができないくらいの年齢。施設に入っていて、(道人さんが住んでいた)実家にはもうだれも住んでいません。ですが、道人の部屋はそのままにしてあるんです。36年間も」とも話してくれた▼きょう22日から、スズラン高崎店で、拉致被害者とされる横田めぐみさんの父・滋さんの写真展が始まった。28日まで。(な)
[Web Kiryutimes]ぞうき林=失踪者
