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【ソウル=中村勇一郎】7日付の韓国紙・中央日報は、拉致被害者の横田めぐみさんの夫とされる男性について、「DNA鑑定の結果、日本政府が韓国人拉致被害者であることを確認した」と報じた。東京の複数の消息筋の話として伝えた。
同紙は、この男性について、1978年に韓国南西部の仙遊島で行方不明になった当時高校生の金英男(キム・ヨンナム)さんとし、鑑定結果が公表された場合、「南北関係にも影響を及ぼすだろう」と指摘している。
めぐみさんの夫を巡っては、拉致被害者の蓮池薫さん(48)らが「韓国人だ」と証言。日本政府は2月、担当者を韓国に派遣し、韓国人拉致被害者5人の家族から血液や毛髪など生体資料の提出を受け、めぐみさんの娘キム・ヘギョンさん(18)との親子関係の確認を進めている。
◆日本政府は否定◆
韓国紙の報道について、安倍官房長官は7日午前の記者会見で、「政府はDNA鑑定を進めているが、現時点では結果が出ておらず、横田めぐみさんの夫とされる人物は特定していない」と否定した。結果判明の時期については「まだしばらく時間がかかる」と述べた。
また、麻生外相も「(DNA鑑定結果は)出ていない。(結果判明は)来週以降だ」と語った。
めぐみさんの夫「拉致被害者と確認」…韓国紙が報道 (読売新聞) - goo ニュース【北京7日共同】米国が北朝鮮の武器輸出や麻薬取引などを封じ込めるため、金融制裁に続く圧力強化の追加措置として、北朝鮮籍船舶の寄港制限や保険会社などに対する船舶保険加入の審査強化要請などを検討、近く具体化させる方針であることが7日分かった。米朝関係に詳しい複数の外交筋が明らかにした。
米国が大量破壊兵器拡散阻止を狙う「拡散防止構想(PSI)」の一環とみられ、既に日本など6カ国協議参加国を含む一部の国に構想を非公式に伝達、協力も求めているもようだ。
北朝鮮関連口座のあるマカオの銀行への米国の金融制裁に反発し6カ国協議再開を拒んでいる北朝鮮が、さらに態度を硬化させるのは必至。
北朝鮮船に圧力強化へ 米、寄港制限など検討 (共同通信) - goo ニュース 北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の主要メンバーが、民間団体主催の会議を機に東京に集まることになった。米国の金融制裁に反発する北朝鮮が、20日の米中首脳会談も念頭に積極的な動きに出たことに加え、「このままでは6者協議が崩壊しかねない」という各国共通の危機感が異例の「東京ラウンド」に結びついたとみられる。ただ、金融制裁問題で進展がなければ、正式な6者協議の再開は一層遠のく恐れもある。(高槻忠尚、鵜飼啓、倉重奈苗)
●金融制裁に焦る北朝鮮
北朝鮮は6者協議復帰を拒否し続ける一方、金融問題での米国の締め付けにいらだちを強め、韓国政府筋は「米国との対話の場を求めていた」とみる。北朝鮮の李根(リグン)外務省米州局長は先月訪米し、金融制裁解除と米朝間の新たな協議体設置などを提案したが一蹴(いっしゅう)された。北朝鮮は表向き対決姿勢を強めているが、米国の金融包囲網に焦りを感じ、再交渉の糸口を模索していた、との見方だ。
6者協議復帰を促す中国はブッシュ大統領との首脳会談を控えており、北朝鮮なりの努力を示す必要もあった。「民間会議への出席というかさをかぶった訪日であり、米朝ともに参加の口実がつけやすかった」(日韓外交筋)との側面も働いた。
一方、米政府は姿勢を変化させない北朝鮮に対していらだちを強めている。財務省は「北朝鮮による資金洗浄の疑いが強い金融機関」にマカオの銀行を指定したのに続き、大量破壊兵器拡散にかかわったとしてスイス企業を制裁した。それでも今回、6者協議首席代表のヒル国務次官補、フォスター国務省朝鮮部長らを派遣するのは、国務省の対話重視路線に沿ったものと言える。
日本政府は「この機会を逃すわけにいかない」(外務省幹部)と、協議再開に何とかつなげたい考えだ。会議とは別の場で、6者協議代表の外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長が、ヒル次官補や北朝鮮の金桂寛(キムゲグァン)、中国の武大偉(ウーターウェイ)両外務次官ら各国代表らと会って、調整することを検討している。
ただ、外務省は「米国がアメを用意しているとは思えないし、北朝鮮も折れないだろう」(関係者)と楽観はしていない。「東京ラウンド」の最大のカギは、北朝鮮が金融問題でどこまで譲歩姿勢をみせるかどうかにかかっているといえる。
asahi.com :朝日新聞今日の朝刊-国際面
