trycomp2のブログ -2346ページ目

20日からめぐみさん写真展

 横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されるまでの13年間を、父滋さん(73)が撮影した家族の写真と、新潟日報社が撮影した横田夫妻の闘いの軌跡をまとめた写真展「この笑顔ふたたび」(本社主催)が20日、上越市の上越大和で始まる。
 今年1月の新潟展には約2万5000人が来場。拉致問題解決を祈る声が数多く寄せられたことから、救出に向けた横田夫妻の活動をとらえた報道写真を加えて再構成された。25日まで。長岡市の長岡大和(5月3―9日)でも開かれる。入場無料。問い合わせは本社事業局、025(378)9266。

[新潟日報 04月19日(水)]
( 2006-04-19-18:09 )
新潟日報 NIIGATA NIPPO NEWS

大沢孝司さんの兄昭一さん米の集会で訴え

6e794ca0.jpg
「特定失踪者救出支援を」


 1974年に佐渡島で消息を絶ち、北朝鮮に拉致された疑いのある新潟市の大沢孝司さん(失踪(しっそう)時27歳)の兄昭一さん(70)が22日、米国ワシントンのホワイトハウス前で行われる拉致救出コンサート集会に参加し、「特定失踪者」の救出を訴える。昭一さんは「北朝鮮に反省を促すために、世界中の人から支援を得たい」と意気込んでいる。

 昭一さんは、21日に成田空港を出発。米国在住の日本人有志からなる「ワシントンDCらち連絡会」が主催する集会に参加する。北朝鮮の民主化を訴える市民団体は22~30日を「北朝鮮自由週間」と銘打ち、ワシントン市内で北朝鮮への抗議デモなどを行う予定で、集会はその一環だ。

 特定失踪者は、政府の認定はないものの、民間の「特定失踪者問題調査会」が北朝鮮による拉致の疑いがあるとした行方不明者で、孝司さんもその1人。

 日本からは昭一さんのほか、1984年に消息を絶った甲府市の山本美保さん(当時20歳)の家族が参加する。

 集会の冒頭、家族が被害者への手紙を読む。昭一さんはまず「体の弱くなっている96歳のおやじも、孝司が帰るまでがんばると言っている」と呼びかけ、「警察庁も拉致専門部署をつくった。日本の国だってやれるんだぞ。孝司、もう少し我慢しておれ。必ず迎えに行くから」と結ぶつもりだ。突然いなくなった肉親への悲痛な叫びを通じ、「米国民が少しでも共感してくれたら」と思っている。

 その後、集会では、北朝鮮に拉致された疑いのある世界各地の約300人の名前を読み上げる。米国では、横田めぐみさんの拉致事件を主題にしたドキュメンタリー映画が二つの映画祭で賞を受けるなど、拉致問題への関心が高まっている。昭一さんは「米国民は、なんで日本は北朝鮮へ奪還しに行かないのか疑問に思っている。世界から注目が集まる中、日本も国家として最低限のことを実行して欲しい」と語気を強める。

 昭一さんは集会終了後、米国の人権団体と意見交換したり、めぐみさんの母早紀江さんが拉致について証言する米国議会の公聴会を傍聴したりする。30日に帰国する予定だ。

■大沢孝司さん 当時、県佐渡農地事務所の技官で、旧新穂村の寮に住んでいた。1974年2月24日夜、寮近くの焼き肉店で食事を済ませ、帰宅途中、自動販売機でたばこを買ったのを最後に消息を絶った。特定失踪者問題調査会は2003年9月、大沢さんに対し、「拉致の疑いが濃厚」と一歩踏み込んだ見解を示した。
(2006年4月20日 読売新聞)
新潟 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

鎌倉の劇団、「拉致」との戦い 劇に めぐみさん題材

 北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(一三)=と父、滋さん(七三)や母、早紀江さん(七〇)らを題材にした劇が、五月三日から七日まで横浜市西区の相鉄本多劇場で計八回上演される。上演するのは鎌倉市を中心に活動する「劇団てんびん座」。同劇団は「芝居だと拉致問題を知らない人も来る。この芝居を上演することで『みんなで声を上げてほしい』という早紀江さんのお手伝いをしたい」と話している。(森本昌彦)

 演劇のタイトルは「この手に… 横田めぐみを想う」。昭和五十八年に旗揚げしたてんびん座の代表を務める森木エリ子さん(五五)が昨年秋から構想を練り、自ら台本も書き上げた。

 森木さんが拉致事件に関心を持ったのは平成九年。めぐみさんの拉致が表面化したときのことだ。当時、長女の麻衣さんは、めぐみさんが拉致された年齢と同じ十三歳。「この子がいなくなったらどうしよう」。同じ親として強く心を打たれ、その後も新聞で拉致問題をフォローし続けた。

 めぐみさん拉致を知った当初は「現在いる場所が分かっているのだからすぐ帰ってくるはず」と思っていたという。だが、待てども待てどもめぐみさんは帰ってこない。そして、九年もの歳月が過ぎた。

 「何かで声を上げなければ…」。そう考え、思い至ったのが芝居だった。数日間で一気に台本を書き上げ、上演に向けた準備を進めた。

 物語はめぐみさんが北朝鮮工作員に拉致される昭和五十二年十一月十五日の朝から始まる。中学生のめぐみさんが自宅を出る。どこの家庭にもある平凡な日常はその日の夕方、暗転する。学校から下校したはずのめぐみさんが帰ってこない。その日から現在まで、二十九年にも及ぶ横田さん夫妻らの戦いを描いている。

 「早紀江さんたちが命を削って日本中を走り回って『この事件は終わっていない』と訴えている。その一翼になれれば」と森木さん。作品を通じて、世論の喚起を図ることで拉致問題の解決を願っている。

             ◇

 チケットは前売り券が二千五百円、当日券が二千八百円。チケットぴあなどで購入することができる。問い合わせは(電)0467・31・6565(劇団てんびん座)。
Sankei Web 地方版 || 神奈川