米 北朝鮮は核無能力化促進を
北朝鮮が、みずからの核問題をめぐって各国からのエネルギー支援が遅れていることを理由に核施設を使えなくする無能力化の作業も遅らせる姿勢を示したことについて、アメリカ政府は、支援の遅れは意図的なものではないとして、着実に作業を進めるよう促しました。
さきの6か国協議の合意では、年内に北朝鮮の核施設の無能力化を行うとされていますが、具体的な作業に手間取り、作業の完了は年明けにずれ込むことが確実になっています。こうしたなか、北朝鮮は26日、重油の提供など各国によるエネルギー支援が遅れていることを理由に、無能力化の作業を遅らせてもやむをえないという姿勢を示しました。これについて、アメリカ国務省のケーシー副報道官は27日、支援の遅れはあくまでも手続きや技術面での問題だとしたうえで、「合意を守るという各国の政治的意思に変わりはなく、大きな問題ではないはずだ」と述べ、北朝鮮に対し無能力化の作業を停滞させることがないよう求めました。また、同じく年内に行うことで合意していた北朝鮮の核開発計画の申告についても、ケーシー副報道官は「ウラン濃縮の疑惑や拡散行為についても明確な説明が必要だ」としたうえで「北朝鮮は年内にも申告しようと思えばできる」と述べて、早期に申告に応じるようあらためて求めました。
NHKニュース
<ジェンキンス氏>大腸ヘルニア手術で入院へ 北朝鮮で縫合
北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさん(48)=新潟県佐渡市在住=の夫ジェンキンスさん(67)が大腸ヘルニアの手術のため、来年1月7日から新潟大医歯学総合病院(新潟市中央区)に入院することになった。
北朝鮮で04年に受けた手術の縫合部分が腹圧で開きかけているため。生活に支障はなく手術しないことも考えたが、ひとみさんらが「しっかり治した方がいい」と説得したという。手術後、1週間ほど入院する予定。
最終更新:12月28日19時32分
<ジェンキンス氏>大腸ヘルニア手術で入院へ 北朝鮮で縫合(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
中国側の支援見込めず 拉致問題解決で
【北京28日共同】福田康夫首相は二十八日の温家宝首相との会談で、北朝鮮による拉致・核問題解決に向けた日中の連携を確認した。ただ温首相は拉致問題に関する日本の立場に「理解と支持」を示すにとどまった。日本側は中国の北朝鮮に対する「日朝協議への働き掛け」(外務省筋)を求めているが、従来より踏み込んだ中国の側面支援を見込むのは難しそうだ。
北朝鮮核問題をめぐる六カ国協議は、北朝鮮による核施設無能力化と完全な核計画申告に焦点が絞られており、米中など関係国の中で拉致問題は「基本的に日朝二国間の問題」(六カ国協議筋)との見方が一段と強まっている。温首相も会談後の記者会見で「日本、北朝鮮両国が対話を通じてこの問題を適切に解決することを望んでいる」と強調した。
外務省幹部は「日朝関係の進展は六カ国協議全体にも好影響を与える」と指摘する。しかし日朝の交渉チャンネルとなっている六カ国協議の日朝国交正常化作業部会は今年九月に開かれて以来、再開のめども立っていないのが現状だ。
中国新聞ニュース