中国側の支援見込めず 拉致問題解決で | trycomp2のブログ

中国側の支援見込めず 拉致問題解決で

 【北京28日共同】福田康夫首相は二十八日の温家宝首相との会談で、北朝鮮による拉致・核問題解決に向けた日中の連携を確認した。ただ温首相は拉致問題に関する日本の立場に「理解と支持」を示すにとどまった。日本側は中国の北朝鮮に対する「日朝協議への働き掛け」(外務省筋)を求めているが、従来より踏み込んだ中国の側面支援を見込むのは難しそうだ。

 北朝鮮核問題をめぐる六カ国協議は、北朝鮮による核施設無能力化と完全な核計画申告に焦点が絞られており、米中など関係国の中で拉致問題は「基本的に日朝二国間の問題」(六カ国協議筋)との見方が一段と強まっている。温首相も会談後の記者会見で「日本、北朝鮮両国が対話を通じてこの問題を適切に解決することを望んでいる」と強調した。

 外務省幹部は「日朝関係の進展は六カ国協議全体にも好影響を与える」と指摘する。しかし日朝の交渉チャンネルとなっている六カ国協議の日朝国交正常化作業部会は今年九月に開かれて以来、再開のめども立っていないのが現状だ。

中国新聞ニュース