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北朝鮮拉致疑い山下綾子さん 失踪35年「もう限界」 親族ら支援呼びかけ

松山で13日集会

 北朝鮮による拉致の疑いが否定できないと特定失踪(しっそう)者問題調査会が4月に公表した今治市出身、看護師山下綾子さん(当時28歳)の親族が9日、県庁で記者会見。いとこの同市大正町、自動車販売業長島清志さん(72)で、「自力で捜し続けたが、もう限界。何とか見つかって」と訴え、北朝鮮による拉致問題を考える県民会議(救う会愛媛)メンバーは、13日に松山市内で開く「県民大集会」への参加を呼びかけた。

 山下さんは、1971年4月、今治市の自宅から普段着で出かけたまま行方不明に。長島さんは「新婚1年目で、失踪の理由は思い当たらない」とし、当時、看護師など技能を身につけた人の拉致被害が相次いでいたとみられることから、特定失踪者に認定された。

 国鉄(現JR)今治駅で自転車が発見されたが、預金通帳や看護師手帳などは自宅に残したままで、失跡の1~2週間前、親族に相談なく勤務先の病院に退職願を出していたことが判明しているという。

 山下さんについて、長島さんは「潔癖性と言って良いほどのまじめな性格だった。すぐに帰ってくると思っていた」と振り返った。

 会見には、特定失踪者の伊予市出身、大政由美さん(当時23歳)と八幡浜市出身、二宮喜一さん(同24歳)の家族らも出席し、「皆さんのご支援で、何か手がかりをつかめたら」と期待を込めた。

 県民大集会は13日午後2時から松山市総合コミュニティセンターで開催。拉致被害者横田めぐみさんの弟、拓也さんや、元北朝鮮工作員の安明進氏らが講演し、北朝鮮への経済制裁発動を求める決議を採択する。
(2006年5月10日 読売新聞)
愛媛 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

県内特定失踪者家族が経済制裁発動訴え

県内で拉致の可能性があるとされる失踪者の家族らが記者会見し、北朝鮮への経済制裁発動を求める集会への参加を呼び掛けました。

記者会見には県内の特定失踪者で八幡浜出身の二宮喜一さんと伊予市出身の大政由美さんの家族、それに今回新たに特定失踪者に認定された今治市出身の山下綾子さんのいとこが出席しました。

山下さんは当時27歳、1971年4月にJR今治駅に、自転車を置き、普段着のまま突然、姿を消したということです。職業が看護士だった事や失踪の理由が見当たらない事などから先月、北朝鮮による拉致の可能性があると、特定失踪者問題調査会に、認定されました。
会見した家族らは「突然、家族や兄弟を失った気持ちを知ることで一緒に拉致問題を考えて欲しい」と13日に松山市総合コミュニティセンターで開催される、県民大集会への参加を、呼び掛けていました。
集会は北朝鮮への経済制裁発動を求める決議を採択する方針です。
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安倍長官 韓国の家族と会談へ

安倍官房長官は記者会見で、横田めぐみさんの夫である可能性が高い韓国人拉致被害者の家族と今月末に日本で会談し、拉致問題の解決に向けて、日韓両国が協力して取り組むことを伝える考えを示しました。

横田めぐみさんの夫である可能性が高い韓国人拉致被害者のキム・ヨンナムさんの母親のチェ・ゲウォルさんなど韓国の被害者家族は今月末に日本を訪れ、28日には拉致被害者の家族が開く大規模な集会に出席することにしています。これに関連して、安倍官房長官は記者会見で、今月29日にチェ・ゲウォルさんと会うことを明らかにしたうえで、「会談では、率直な気持を承りたい。わたしたちは今まで5人の拉致被害者を北朝鮮から奪還することに成功しているので、その経験について話したい。また、拉致問題は日本でも大きな課題として残っているので、これからお互いに協力していこうということも話したい」と述べ、拉致問題の解決に向けて、日韓両国が協力して取り組むことを伝える考えを示しました。
NHKニュース