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よど号事件メンバーの長女帰国 有本さん拉致母親が関与

 よど号事件メンバー(53)と、神戸市出身の有本恵子さん=当時(23)=拉致への関与を認めた元スナック経営者(50)の長女(27)が十三日、北朝鮮から日本に帰国、関西国際空港に到着した。関係者によると、長女は「帰国できてうれしい。仕事を見つけて頑張りたい」と話しているという。

 長女は、日本潜伏中の一九八八年に逮捕され既に出所したよど号事件メンバーと、元経営者の長女として北朝鮮で出生。二人姉妹で、二女は二〇〇四年に帰国している。

 この日は、日本の支援者が北朝鮮から付き添って帰国。長女は母親に対する心の整理がつかず帰国が遅れたといい、両親には会いたくないと話しているという。

 一方、有本さんの母、嘉代子さん(80)は「家族全員が帰国した。知っていることをすべて話してほしい」と話し、夫だったよど号事件メンバーについても「いろいろなことを知っているはずだ」とした。

 また、拉致被害者家族会などは、緊急声明を発表。日本政府などに対し、北朝鮮への無条件のよど号犯全員の引き渡し要求 よど号関係者の国会参考人招致 今後帰国予定のよど号メンバーの妻の徹底捜査と拉致被害者家族に対する捜査情報の公開-などを求めた。

よど号事件メンバーの長女帰国 有本さん拉致母親が関与

北朝鮮人権法案:衆院を通過 政府に拉致問題対処など規定

 政府に拉致問題解決に向けた取り組み強化を促す「北朝鮮人権侵害問題対処法案」は13日の衆院本会議で自民、民主、公明3党などの賛成多数で可決、衆院を通過した。がん対策への国や自治体の責務を定め、施策の拡充を求めた「がん対策基本法案」も全会一致で可決、通過した。両法案とも16日の参院本会議で成立する見通し。両法案とも与党案、民主党案が一本化された。

 北朝鮮人権法案は、人権侵害状況が改善されない場合、経済制裁発動について「政府は必要な措置を講ずる」と規定。脱北者とその支援民間団体を保護・支援することを明確に位置づけている。がん対策基本法案は、国や自治体に「がん対策推進基本計画」を策定するよう定めている。【米村耕一】

毎日新聞 2006年6月13日 19時09分
北朝鮮人権法案:衆院を通過 政府に拉致問題対処など規定-国会:MSN毎日インタラクティブ

北朝鮮:拉致問題をサミットで議題化と、日本非難

 北朝鮮の外務省報道官は13日、拉致問題を日本が7月の主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)で議題化しようとするなど政策的に「悪用している」と非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

 談話は、日本が横田めぐみさんの両親を米韓に「派遣」したり、北朝鮮と国交のある国に協力を要請し「米国の敵視政策に便乗している」と批判した。北朝鮮当局が拉致問題で公式見解を表明するのは、2月に北京で行われた日朝協議以降では初めて。(北京・共同)
北朝鮮:拉致問題をサミットで議題化と、日本非難-アジア:MSN毎日インタラクティブ